ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【日常通信】ー「花粉症」

今年も、花粉が飛ぶ季節になりました。

私は花粉症で、毎年この時期になると、ゆううつになります。今日はリハビリの日ですが、リハビリの最中に鼻が出て困りました。

 

ポラリスのスタッフの人に、たびたびティッシュを持ってきてもらいました。ポラリスの女性スタッフの中にも、花粉症で困っている人がいました。

 

私は一年中、花粉症で悩んでいますが、杉の花粉のこの時期がもっとも、症状がきつくなります。噴霧器で、鼻の中に薬を入れていますが、なかなか効きません。

 

私は、川西の山の中で育ってきましたので、子供のときから、里山に遊びによく行って、杉の花粉を飛ばして、遊んでいました。

 

このときは、なんともありませんでした。私は子供の頃は、よく杉の実を、笹で作った鉄砲で飛ばして遊んでいました。その私が、いつの時期からか、花粉症にかかりました。

 

はじめは、風邪だと思って、病院に行って、風邪の薬をもらって飲んでいました。しかし、いくら薬を飲んでも、効きません。少し熱もありましたので、抗生物質をもらって、飲んでいました。医者も風邪だと考えていたようでした。

 

ある日、私が先生に「何かで花粉症という病気があると聞きましたが、花粉症ではありませんか。」と聞くと、先生も、花粉症かもしれないねと言って検査をしてくれました。そうしたら、やはり花粉症でした。

 

当時は杉の花粉に反応しているようでした。当初は杉花粉のシーズンが過ぎると、症状が治まりました。いつの頃からか、杉花粉のシーズンが過ぎても、一向に、症状が治まらないようになりました。

 

そこで、あらためて先生に調べてもらうと、今度はひのきの花粉に反応していることがわかりました。それ以来、私は一年中、鼻をむずむずさせるようになりました。

 

先生の話では、花粉はいろいろな植物にあるとのこと。私はいろいろな草花の花粉にも反応するようになり、今では一年中花粉症に悩まされるようになりました。

 

2月から5月は日本では一番気候の良い季節で、この時期は、里山にハイキングなどに出かける絶好の行楽の時季です。しかし、私はこの一番よい季節に、花粉症に悩まされます。

 

この時季、天気のよい日や、風があるときは外に出るのが怖くなります。子供の頃は2月から5月の季節が一番好きな季節でしたが、今は、一番苦手な季節になりました。

 

この時季は、里山に出かけるのが私の一番の楽しみでしたが、今は、それができません。一番楽しみにしていた里山歩きも、できなくなりました。しかし、こればかりはどうすることもできません。

 

この時季は、家の中でもマスクをつけています。夜、寝るときも、マスクをつけて寝ることもありました。花粉症が一番きついときは目に目やにがついて、目を開けられなくなるときもありました。

 

幸い最近は花粉症に慣れてきて、かつての時ほど困らなくなりました。

これからしばらくは、憂鬱な時季が続き、我慢の春です。

 

2020.2.11.(火曜日)午後2時5分

里山 歩樹(藪野 正昭)

 

 

 

 

【兵庫通信】ー「兵庫県の人口」

昨日の新聞を読んでいると、兵庫県の人口が19年から20年にかけてまた大きく減少したと伝えていました。

 

兵庫県の人口減は10年連続です。兵庫県の人口は、30年前の水準まで減少したとのこと。いったいいつまで、人口減少が続くのか心配になります。

 

しかも人口減がますます加速しているようで、昨年1年間で2万人以上の人口が減少したとのこと。このまま推移をすれば兵庫県の人口は、いつかは、130万人まで減少してしまいそうです。

 

兵庫県の人口は、この10年間で、14万人以上減少しました。14万人といえば神戸市の中央区の人口に相当します。このまま推移すれば、10年ごとに、神戸市の一つの区がなくなることになります。

 

兵庫県の人口減の最大の要因は、兵庫県人口の約3割を占める神戸市の人口が毎年減っていることです。

 

兵庫県の人口減に歯止めがかかるかどうかは、神戸市が鍵を握っています。また、一番の問題は、20代の若い人の流出が続いて、出ていることです。

 

大学を卒業すると、若い人の多くが、東京や大阪に就職を求めて、転出してしまいますこれからの時代を担う若い人がどんどん兵庫県から転出していることは大きな問題です。

 

なんとかしなければなりませんね。このままでは、兵庫県は高齢者の比率がどんどん高くなってしまいます。

 

ところが、神戸市の現状は、さらに深刻です。神戸市は、大震災で、一時、大きく人口が減少しましたが、その後は回復して、人口も一時、震災前の水準を超えました。しかし、その後、人口が若い人を中心に、毎年減っていきました。

 

以前、神戸市は日本を代表する政令指定都市でした。横浜、大阪、名古屋、札幌に次いで5位の大都市でした。

 

それが今では、福岡、川崎市に人口数を抜かれ、今は、全国第7位になりました。神戸市の人口減が止まらない限り、兵庫県の人口減はいつまでも続くでしょう。

 

しかし、兵庫県の中でも、神戸市の隣の明石市では、毎年、確実に人口が大幅に増えています。神戸と明石でどこが違うのか、よく研究する必要がありますね。

 

神戸市の中でも、灘区、東灘区、中央区兵庫区などは人口がわずかながら増えています。人口が大幅に減っているのは北区と西区です。

 

神戸市では、郊外の西区、北区の人口を伸ばそうと駅前の再開発などに取り組んでいますが、その効果は、不透明ですね。若い人が郊外に移り住むか疑問ですね。若い人は、都心の便利なところで住むことを選択する可能性が高いです。

 

時代の流れは変わりました。時代の流れは、都心回帰です。郊外から街の中心に移る時代になっています。その証拠に、神戸市でも、都心に近い市街地の東灘区、灘区、中央区では人口が増えています。

 

私は、中央区ポートアイランドや東灘区の六甲アイランドに、若い人向けに、良質で、比較的安価のマンションをたくさん建設して、大阪などで働く若い人を誘致できないかと考えています。

 

若い人が、神戸から出て行くのは、神戸で働く機会が少ないからです。残念ながら、今の神戸経済にはかつての勢いはありません。

 

そこで、大阪経済の活力を活用して、大阪で働く若い人が神戸のポートアイランド六甲アイランドに住んでもらうことを考えてはどうでしょうか。

 

そのためには、ポートライナーや六甲ライナーの増便を図る必要がありますが、ポートアイランド六甲アイランドからはJRを使っていけば1時間以内に大阪に行くことができます。

 

かつて、私の知人が大阪府で勤めていた人で、六甲アイランドのマンションで住んでいたことがあります。彼は神戸の街は自然が多くて、街もおしゃれできれいだと言っていました。

 

神戸の街は大阪に比べると、自然に恵まれ、住宅環境は優れています。神戸に良質な住宅を確保できるなら、若い人々は、神戸で住みたくなると考えます。

 

 

それと、新聞を読んでいて、注目したのは、昨年1年で兵庫県では外国人の人口が7000人以上増えたことです。

 

外国人が大勢兵庫県にやってくるということは兵庫県がそれだけ、外国人の目には、素晴らしい地域だと評価されているということですね。このことをよく研究して、これから兵庫県は神戸市の人口減対策に役立ててほしいですね。

 

兵庫・神戸は外国人にとっては、まだまだ住みたい地域として、高く評価されています。

 

政策次第では、外国人のほかにも、日本の若い人も、兵庫・神戸に人が集まってくる可能性があります。

 

兵庫・神戸、ガンバレー!!

 

2020.2.10.(月曜日)午前11時30分

里山 歩樹(藪野 正昭)

 

 

【日常通信】ー「我が家の鍋料理」

私は、鍋料理が好きです。

特に寒い冬の鍋料理は体があたたまり、健康にもよいですね。昨夜の夕食に、家内が鍋を作ってくれました。野菜たっぷりの水炊きでした。

 

おろし大根にぽん酢を入れて、食べた味は、最高でした。寒い時期にもかかわらず、食べていると、汗が出てきました。おろし大根で食べる鍋料理は、辛い味がして、美味でした。

 

鍋の中には、旬の野菜がいっぱい入っていました。豚肉と肉だんごが入っていました。うどんも入っていました。鍋料理に入ったうどんの味は、いつも食べるうどんとは少し違った味がしました。

 

私は、肉だんごが好きなので肉だんごをたくさん食べました。我が家では家族全員が鍋が好きなので、家内がよく夕食に鍋料理を作ってくれます。鍋を囲んで食べるといつもよりも食が進むように思います。

 

鍋料理は豚肉を入れることが多いですが、以前はスーパーでカキが売っていると、カキを鍋料理に入れることもありました。カニが売っているときには、カニすきをしたこともありました。

 

私は鍋料理に入れている野菜が好きで、旬の野菜をたくさん食べるよう心がけていますが、その中でも、特に好きな野菜は春菊です。春菊の、少し苦い味が特に好きです。水菜はシャキシャキとした感触が好きで、よく食べます。

 

私は、鍋料理で、ときどき、おもちを入れて食べることがあります。鍋料理に入ったおもちもおいしいですね。

 

鍋料理をすると、コンロの火の熱が、あたたかくて、ここちよくなります。おろし大根とポン酢で食べる鍋の味は、最高ですね。鍋料理には、大根おろしがもっともよく合うように思います。

 

私は、鍋料理の後に、家内がつくってくれる雑炊が大好きです。卵を入れて食べる雑炊の味は、最高です。

 

我が家では、冬の時期には、鍋料理と、おでんもよく食べます。おでんも少しカラシをつけて食べると汗が出てきます。体もあったまります。おでんでは私は大根とジャガイモが好きです。

 

寒い冬は鍋料理がいいですね。昨夜食べた水炊きの味は最高でした。

またあとで雑炊にして食べるのが楽しみです。

 

鍋料理を作ってくれた家内と娘に感謝です。

 

ありがとう。

 

 

2020.2.9.(日曜日)午前11時41分

里山 歩樹 (藪野 正昭)

 

 

【兵庫通信】ー「兵庫・神戸の和菓子」

神戸は、洋菓子の街としてよく知られていますが、兵庫県には神戸をはじめ、県内各地でおいしい和菓子をつくっている会社がたくさんあります。

 

洋菓子の街・神戸でも、和菓子の有名な店があります。私は、まんじゅうなどの和菓子が好きで食後によく食べます。神戸の和菓子で思いつくのは、元町の商店街にある本高砂屋の「きんつば」です。

 

この店のきんつばは、皮が薄くて、おいしい粒あんがぎっしりつまって、甘くて上品な味がします。私は、たまに、元町の商店街に行ったときは、よく本高砂屋に寄って、きんつばを買って、食べながら商店街を散歩しました。

 

本高砂屋では菓子をつくるのが見えるようになっていて、私はよく、職人さんが作る姿をながめていました。確か、本高砂屋では酒まんも作っていたと思います。つくりたての酒まんじゅうもよく食べました。

 

和菓子で、一番よく食べたのは御座候ですね。御座候は、姫路の会社ですが、神戸の三宮駅の中でも、店があって売っていました。

 

私は、母が御座候が大好きだったので、よく三宮の駅で御座候を10個ほど買ってから帰りました。御座候は、確か私の記憶では当時は1個55円だったと記憶します。御座候は人気の商品で、買いに行くといつも行列ができていました。

 

御座候には、白あんと赤あんがありました。私は赤あんのほうが好きなので、いつも赤あんの御座候を買って帰りました。確か、北海道のあずきを使っていると聞きました。甘くておいしいあんがぎっしり詰まっていました。

 

私は家に持って帰ると、電子レンジで温めてから、食べるのが好きでした。電子レンジで少し温めると、香ばしい香りがしました。

 

御座候は、私の子供の頃は、回転焼と言っていたと記憶します。昔はおばが、学校の近くで店を開いて、回転焼を作って、売っていました。

 

私が学校の帰りに店に寄るとおばができたての回転焼をくれました。私はそのあたたかい回転焼きを食べながら家に帰りました。なつかしい思い出です。

 

兵庫・神戸の和菓子でよく知られているのがサザエ食品のおはぎです。サザエ食品の本社は西宮にありますが、販売店の多くは神戸にあったと思います。そのため、私はサザエの本社は神戸だと思っていました。

 

毎年、お彼岸の時期になるとサザエ食品のおはぎをよく食べました。さざえ食品のおはぎも、北海道の豆を使っていました。

 

それ以外にも、兵庫県内にはおいしい和菓子がたくさんあります。特に姫路城がある姫路では和菓子店がたくさんあります。

 

以前、ずいぶん前ですが、姫路城で全国菓子博覧会が開催されたことがあります。そのときは、全国から、姫路城の博覧会場にたくさんの人が訪れていました。私も見学に行きました。

 

さすがに姫路の城下町だけに古くからの菓子店がたくさんあります。その菓子博覧会には、神戸の洋菓子の会社も出店しました。さらに、神戸の洋菓子会社の職人が、お菓子で姫路城を作って展示しました。

 

私はその工芸品を見て、びっくりしました。まさに芸術品でした。聞くと職人さんが、姫路城の瓦などを測って、そのミニチュアをお菓子で作ったとのこと。その展示品は、今もどこかに展示されていると聞きます。

 

もうひとつ、展示品で驚いたのは、洋菓子の職人が作った工芸菓子の帆船「日本丸」でした。私はその展示品を間近にながめましたが、それは見事なものでした。まさに芸術品でした。その日本丸も、どこかに保存されていると思います。

 

兵庫県の和菓子で思い出すのは、赤穂に行ったときに買った塩見饅頭ですね。雪のように白いまんじゅうで、中には甘いあんが入っていました。塩甘い味がしました。

 

兵庫県の県土は広く、多様な生活文化がある地域ですので、食べ物も、いろんなものがあります。

まさに兵庫県は食に恵まれた地域です。

 

もっと兵庫県の食のよさをPRするべきだと思いますね。

 

 

2020.2.8.(土曜日)12時40分

里山 歩樹 (藪野 正昭)

 

 

【日常通信】ー「家庭菜園」

今日も寒い日になりました。

昨日に続いて、寒波がやってきました。

 

昨日は、細かい雪がふぶいたので、夜の間につもるのではないかと心配しましたが、幸い、今日朝になって外を見ると雪はつもっていません。安心しました。

 

昨夜は夜に寒く感じ、しばらく暖房をつけて寝ていました。天気予報によると、ここ1週が、この冬の正念場とのこと。もう少し、寒い日が続きそうです。

 

それにしても、新型肺炎のことが気になりますね。毎日、感染者が増えてきています。専門家の話によると、国内にはすでに多数の感染者が発生している可能性があるとのこと。

 

このような話を聞くと、ますます心配になりますね。専門家の話では感染力は、普通の風邪とあまり変わらないので、必要以上に心配することはないとのことですが、心配性の私は、心配でなりません。

 

今日は寒い日ですが、天気は晴れています。窓からは、明るい陽光がさしてきています。このような日は、洗濯日和ですね。さっそく、家内と娘が洗濯物を干してくれていました。

 

私が元気なときは、このような天気のよい日には、自宅の庭の隅に、野菜を植えることが多かったと記憶します。庭の片隅の日当たりのよい場所を選び、土を耕して、そこに、園芸店で買ってきた野菜の苗を植えました。

 

毎年、春になると庭の隅に、野菜の苗を植えるのが習慣でした。野菜の苗は、近くの園芸店で買っていました。よく植えたのは、なすび、キューリ、プチトマトが多かったと記憶します。

 

それぞれ3本から5本買ってきて、その苗を庭の隅に植えました。家によってはプランターに植える人も多いようですが、私は庭の方がよく育つと思って、庭の土を耕して、日当たりのよいところに買ってきた苗を植えました。

 

植えたあとは、毎日、庭に出て水をやりました。毎日庭に出て、水をやりながら、苗の成長を見るのが楽しみでした。幸い野菜は順調に育ちました。野菜が成長している姿を見ると、うれしくなりました。

 

野菜が成長していくと実をつけ始めます。実がつくのを見ると、私は大喜びでした。毎日、庭に出て、野菜を眺めるのがますます楽しくなりました。ミニトマトの枝には、たくさんのトマトがなりました。

 

私は赤くなったミニトマトを選んで、それから、水で洗って食べると水分をたっぷりふくんだおいしいトマトの味がしました。トマトの赤い実がどんどん増えていくのが楽しみでした。

 

キューリやなすびもできました。キューリはしばらくほうっておくとどんどん大きくなっていきました。なすびも立派ななすびがとれました。とれたキューリとなすびを母や家内に見せると大変喜んでくれました。

 

我が家の庭では、プランターのひとつに、ネギも植えていました。ネギは、根がついたネギをスーパーで買ってきたものを、あとでプランターに植えたネギだったと思います。

 

自宅で、母や家内が料理をつくるときに、ネギがなくなるとよくプランターに植えたネギをとって使っていました。

 

2月は一番寒い時期ですが、これからは次第にあたたかくなるので、家庭菜園で野菜を植える季節です。私は、この時期に、庭の隅を耕して、買ってきた野菜の苗を植えるのが、楽しみでした。

 

小さな小さな家庭菜園ですが、苗を植えると、毎日庭に出て水をやったりして、野菜の世話をするのが楽しい仕事になります。自宅でとれた野菜の味は格別でした。

 

特にミニトマトはたくさんとれて、毎日赤くなったミニトマトを探すのが楽しみでした。とりたてのミニトマトはジューシーで、おいしいトマトの味が最高でした。

 

今年も、野菜の苗を植える季節になりました。

以前、家庭菜園を楽しんだことが、なつかしく思い出されます。

 

2020.2.7.(金曜日)午後12時15分

里山 歩樹(藪野 正昭)

 

 

 

【日常通信】ー「初雪」

今日は、リハビリの日です。

リハビリに出かけるため、いつもより朝早く起きて、トイレに行くといつもより寒い空気が廊下に流れていました。けさの寒さは、今年一番の寒さだと感じました。

 

リハビリに行くため玄関のガラス戸を開けて、外に出ると、寒い北風が吹いてきました。玄関のそばに植えてある、南天の木が、風で大きく揺れていました。

 

植木鉢の小さな梅の木には、白い花が10個近く咲いていました。南天の赤い実と、小さな梅の花が、強い北風に吹かれて、震えているように感じました。強い北風に吹かれながら、リハビリ施設からの迎えの車に乗りました。

 

スタッフも「今年一番の寒さで寒いですね!」と言っていました。車窓から外の景色を見ていると、白い雪のようなものがちらついていました。今年はじめての雪のようです。

 

車に乗っているうちに、雪は激しくなって、吹雪のようになりました。今年、はじめて見る雪に、体がふるえました。心なしか、足の動きが悪いように感じました。

 

リハビリ施設に行くと、雪はやんでいました。私は、雪がやんでいるのを見て、安心しました。私は現役のころから、雪が嫌いでした。雪ですべった記憶があります。雪が積もると、外に出るのがこわくなりました。

 

リハビリ施設に着いても、雪はやんでいましたが、冷たい北風が吹いていました。私は急いでリハビリの部屋に入りました。私がリハビリに通っているところは「ポラリス」と言います。ポラリス北極星の意味のようです。

 

ポラリスに行くと、今日は16人の人が来ていました。そのうち男性は7人でした。いつもはもっと女性の方が多いですが、木曜日はなぜか男性が多いように感じます。

 

男性は人数が多くなっても、みんな黙って、話をしません。一方、女性はみなさん仲よく会話を楽しんでおられます。女性は元気ですね。

 

今日のリハビリが終わって自宅に帰るときには、また雪が降ってきました。雪は、小さくてあられのように乾いた雪です。このような雪は、積もりやすいです。このまま雪が降れば、今夜のうちに雪が積もるかもしれません。

 

自宅がある団地は、もとは山を削った団地ですので、急な坂道が多くて、雪が降ると、すべって危険です。雪がつもると、自動車も、坂道を通ることができません。

 

私は、現役のときは、雪の日は滑り止めがついた靴をはいて、坂道を最寄りの駅まで歩いていきました。けっこう坂が急なので、雪が降ると、すべって大変でした。雪がつもっていない場所を探して、ゆっくりと歩いて、駅まで行きました。

 

普通の日の2倍以上の時間がかかりました。周りを見ていると、ところどころで雪にすべって、こける人がいました。その姿を見ると、私も足がすくんでしまって、かえってすべりそうになりました。

 

やっと駅につくと、妙見山の方から入ってきた電車の上には、白い雪が積もっていました。妙見山のような山奥では、かなりの雪が降っていることが分かりました。

 

能勢電車に乗って、窓から外の景色を見ると、周囲の田畑にうっすらと雪が積もっていました。

 

今年は、先日、立春になったと思ったら、冬に逆戻りです。2月は昔から雪がよく降りましたが、今年もその通り、立春が過ぎてから今年一番の寒波がやってきました。

 

今日のこの雪が、積もらないことを祈ります。この時期に、雪が積もると、なかなか溶けないで困ります。2月の雪はなかなか溶けないので、いつまでも雪が家の周りに残って、外に出ることが難しくなります。

 

以前、家の周りの雪を取り除くのに、大変苦労した記憶があります。初雪はきれいですが、なんとかすぐにと溶けてくることを祈ります。

 

それにしても今日は寒い日です!

風邪を引かないように、きをつけます。

 

2020.2.6.(木曜日)午後3時

里山 歩樹 (藪野 正昭)

 

 

【日常通信】ー「立春」

昨日は立春でした。

暦の上では春です。早いものですね。ついこのあいだ正月を祝ったと思っていたら、いつのまにか春です。

 

新聞を読んでいると、各地から春の訪れの記事が出ています。昨日の神戸新聞によると、神戸の市街地の街路樹では、モクレンのこぶしができている姿が、あちこちの市街地で観られるとのことでした。

 

一昨日、リハビリに行くため、玄関を出ると、植木鉢に植えた小さな梅の木に、白い花が5つも咲いていました。たしか、先週見たときは、花は3つだけだったはずです。

 

春が近くなったので梅の花も増えてきました。県内の梅林は、梅の花が、今週後半から満開になるようです。

 

今日の朝、家内が雨戸と障子を開けてくれると、明るい陽光が、家の中に射してきました。陽光の明かりが強く感じました。歩いて、日の当たるところに行くと、あたたかい光が体にここちよく感じました。明らかにこれまでの陽光とは違っています。

 

春の陽光です。私は、陽光を受けて、ひなたぼっこをしていると、私が子供の頃に、昔の古い家の縁側で、ひなたぼっこをしたことを思い出しました。

 

立春が過ぎると、太陽の陽射しが急に、あたたかくなって、よく縁側に座って、ひなたぼっこをしました。ガラス戸ごしに入ってくる春の光はあたたかくて、うとうとして、眠ってしまうことがよくありました。

 

ガラスごしに、外の景色をながめていると、庭に植えたいろいろな春の花が、きれいな花を咲かせています。じっと庭の花を見ていると、どこからかひらひらと蝶々が飛んできました。

 

もんしろちょうやもんきちょうなど、いろいろな蝶が飛んできて、春の花びらにとまって、蜜を吸っている姿が見えました。また、すずめがたくさん飛んできて、庭の中でえさを食べている光景がよくありました。

 

私は、蝶やすずめの姿を見ていると、時間を忘れて、いつまでも、縁側で座って外の光景をながめていました。その頃は、時間がゆっくりと流れていました。今は、残念ながら、昔のようにのんびりと時間の流れを楽しむことが少なくなりましたね。

 

そういえば、最近は、蝶やすずめを見ることがなくなりましたね。昔は、近くの田畑で遊んでいると、いろいろな蝶々が、いたるところに飛んでいました。すずめは、電線の上に、列をなして並んでとまっていました。

 

家の屋根から、すずめの、「チュンチュン」と鳴く鳴き声がいたるところから聞こえてきました。すずめは、広場や田畑のいたるところに、群がっていました。

 

あんなにたくさんいたすずめはいったいどこに行ったのでしょうか。不思議ですね。これも気候変動のせいかと思うと、この先どうなるのか不安になりますね。

 

先日の節分の日には、家内が、巻きずしと、豆を買ってきてくれました。夕食では、西南西の方角を向いて、恵方巻を食べました。また、イワシも食べました。イワシは大きく太ったイワシで大変おいしいイワシでした。

 

今年の節分はひさしぶりに家族そろって、節分を祝うことができました。節分が来ると立春です。立春になったと思うと、なぜか、太陽の光が明るくなってきたように感じます。家から入ってくる明るい光を見ると、気持ちも明るくなりますね。

 

しかし、油断はできません。立春になっても、しばらくは、三寒四温の日が続きます。昔は、2月に入るとよく雪が降りました。2月の受験シーズンに雪の中を、すべりながら出かけたことを思い出します。

 

立春になったからといえ、これからが一番寒くなる時期です。その通り、今日は、今年一番の寒さで、各地では今年はじめて、雪が降ったと伝えられています。

 

もう、しばらくは、我慢して、立春の時期を楽しみながら過ごしましょう。昔のように、縁側で、早春の時期を、ひなたぼっこをして過ごしたいですね。

 

今年も、もう春です。

春は今もうそこまで来ていましょう。

 

新型肺炎やインフルエンザに気をつけて、春がくるのを待ちましょう。

 

 

2020.2.5.(水曜日) 午後12時5分

里山 歩樹 (藪野 正昭)