夏本番です。
夏になると、私は子供達と毎日のように昆虫取りに行った事を思い
出します。昼間は、近くの公園や田畑に行って、蝉、トンボ、チョ
ウやバッタ、キリギリスを大きな網を持って採りに行きました。
私はこの田舎で育ってきましたので、どこにいけばどんな昆虫が採
れるか分かっています。面白いように昆虫が採れるので、子供達は
大変喜んでいました。私も得意顔でした。
昆虫の中でもトンボが可愛いですね。特に、ギンヤンマ、鬼やんま
はめったに見つかりませんが、それが採れた時は嬉しいですね。と
っても大きくて綺麗なトンボです。虫籠に入れると狭くて羽を痛め
てしまうので、残念ですが採ってもすぐに逃がしてやりました。
夜になると近くの林にカブトムシを家族揃って採りに行くのが日課
でした。かぶと虫は夜行性なので、昼に行ってもとれません。これ
も昆虫がいる樹木が決まっています。台場クヌギの木の太い幹で樹
液が出ている割れ目などに虫が集まってきます。
私は子供の時からどの木に虫がいるか知っていますので、カブトム
シ、くわがた、カミキリ虫、かなぶんがよく採れました。採れた虫
はスイカの蜜で育てました。うまくいくと幼虫が生まれ翌年にはカ
ブトムシが生まれます。
夜に山に行く時は気をつける必要があります。蛇が出たり、おおき
な雀蜂がいることがありますので、必ず大人がついている必要があ
りますね。
懐かしい、楽しい思い出です。
このような楽しい思い出は、田舎に住んでいるから経験出来るので
すね。
特に子供には故郷・田舎が必要ですね。
2014.8.3. 里山 歩樹