早いもので今日は8月15日。
送り火でご先祖様をお送りする日です。終戦記念日でもあります。
自宅で正午に黙とうを捧げました。その後、玄関で妻と娘と私の3
人でおがらを炊いてご先祖様をお送りしました。
風が強いので、近くに娘が水を入れた状露を用意してくれました。
おがらに火をつけると赤い炎とともに白い煙が屋根の方に舞い上が
って行きます。私達は手を会わせてご先祖様にお別れの挨拶をしま
した。
「おとうさん、おかあさ ん、おじいちゃん、お婆ちゃん、お姉ちゃ
ん、ご先祖様、ありがとうございました。これからも私達を何時
までもお守り下さい。さようなら。また、来年のお盆に帰って来
て下さい。それまで、さようなら」。
送り火の煙が空に向かって登って行くのを家族で手を合わせてじー
と見送りました。ご先祖様が帰られた思うと、何故か寂しく感じま
すね。妻はお盆のお供え物を流しに行きました。今年のお盆も終わ
りと思うと急に寂しく感じます。時間が流れるのが本当に早いです
ね。
わが家の庭では夕方になると秋の虫の鳴き声が聞こえます。残暑は
厳しいですが、季節は確実に秋に向かっています。時間は止まって
いません。
お盆の準備をしてくれた妻と娘に感謝です。本当にありがとう。お
疲れ様でした。御蔭で良いお盆を迎えることが出来ました。
ご先祖様も喜んでおられたと思います。
本当にありがとう。
2014。8.15. 里山 歩樹