先日、1週間ぶりにリハビリに行き、病院の近くの田圃を見に行き
ました。
田圃はすっかり稲刈りが終わっていて、稲の切り株だけが残ってい
ました。畦道と田圃の土手には赤い彼岸花の姿があちこちで見るこ
とが出来ました。すっかり綺麗に刈り取られて田圃を見ると少し寂
しい思いがしましたが、新米が食べられると思うと嬉しくなります。
過日、弟夫婦が実家の田圃でとれた新米を持ってきてくれ、妻が炊
いてくれましたが、温かい新米のご飯は美味しかったですね。
田圃に行く道でカマキリがいるのを見つけました。娘の話では道端
の雑草にかまきりの巣が一杯あったようです。私は子供のころは田
圃にイナゴやバッタなどの虫を捕りに行きましたが、なぜか、カマ
キリは苦手でした。
田圃の土手には大きな木があり、柿の実がなっているのが見えまし
た。田圃は赤とんぼ飛び、遠くから小 鳥の囀りが風に吹かれて聞
こえてくるだけで、静かな秋の風景が胸に迫ってきました。
静かに秋が深まって行くのを感じて、寂しくなりました。
時の流れの早さを実感します。
2014.9.28. 里山 歩樹