「御嶽山」が噴火しました。
ビックリしました。大勢の犠牲者が出て、胸が痛みます。私は、昔、
学生の頃に友人と御岳山に登ったことがあります。島崎藤村の小説
「夜明け前」の舞台となった、木曽路と宿場町をリュックを背負っ
て歩く旅行でした。その時に、御岳山に行きました。
3000メートル以上ある山ですから、麓からバスが出ていて誰で
も簡単に頂上近くまで登れた記憶があります。上から見る木曽の山々
の光景は、まさに絶景で素晴らしいものでした。今回も、紅葉の見
学に沢山の方が訪れて被害に会われたようですね。本当に気の毒で
す。
私が登った時は天気が良くて山頂の高原を散策しましたが、急にガ
スが出て来て、間もなく周囲が真っ白になって1メートル先も見え
なくなり、慌てたことがあります。あの時は本当に怖かったです。
自然の恐ろしさを実感しました。
今回の御岳山の噴火の記事を読んで、40年以上の前のことを思い
出しました。あの静かな綺麗な山が噴火するなんて予想もしません
でした。
自然は何が起こるか分かりませんね。
御岳山が一日も早く静まることを祈ります。
2014.10.6. 里山 歩樹