昨夜、夕食を食べ終わって、そろそろ寝ようとしていると、外から
懐かしい声が聞こえてきました。
「火の用心、ひのようじん」の掛け声とカチカチと鳴る「拍子木
(ひょうしぎ)」を打つ音です。家内に聞くと、自治会の人が年末
年始の防火防犯の為に町内を見回っているとのことです。年末年始
の恒例の行事です。
この声を聞くと、いよいよ。今年も終わりだな感じますね。ちょっ
ぴりさびしくもありますね。寒い中を町内の見回りご苦労様ですね。
見回る人がいてくれると思うだけで安心して寝ることが出来ます。
私が子供の頃は、村に消防団があって、若い消防団の青年が消防団
の制服をきて、年末年始は夜回りをしていました。
子供の頃は、消防団の制服にあこがれた時がありました。周囲に響
き渡るような大きな声「火の用心、火の用心」カチンカチンと乾い
た拍子木をうつ音が村中響き渡っていました。この声を聞いている
と。皆に見守られているように感じて安心感だあったように思いま
す。 年末年始の日本の村の風物詩でした。
その伝統が今も生かされていることは嬉しいですね。
日本のいい伝統は今後も是非残していって、子供たちにも引き継い
でいきたいものです。
2014.12.28. 里山 歩樹