外国人の観光客の来日が大きく増えているようです。
やはり、円安の影響が大きいですね。しかし、それだけではなく、
「おもてなし」の国・日本への関心が高くなっていることがあると
思います。ある調査によると日本の観光産業はわが国の自動車産業
を上回る所得を生み出しているとのデータもあるようです。今や観
光はこれからの日本経済を支える戦略産業です。
関西への外国環境客も近年大幅に増えているようですね。先般、そ
の関西への外国観光客の行動について興味のある新聞報道がありま
した。外国観光客は神戸で食事をして、大阪で買い物をして、京都
で宿泊する人が多いようです。やはり、神戸は神戸ビーフを楽しみ
に来る観光客が多いのでしょうね。灘の酒の美味しい日本酒もあり
ますからね。
大阪はここ数年で大規模な商業ビルを相次いで建設して有名なブラ
ンド店舗を誘致しました。その影響が大きいと思います。京都は、
歴史都市としての神社や仏閣の文化遺産がありますので、宿泊客が
多いのでしょうね。それぞれ、もっともな理由があります。しかし、
神戸が好きな私としては、ちょっと残念です。
神戸はファッションの街です。すぐれたファッション企業や店舗が
たくさんあります。ショッピングを十分に楽しんでもらう事も出来
ます。神戸の綺麗な街を歩きながら神戸のファッションの買い物を
楽しんでほしいですね。神戸には、真珠や、ファッションシューズ
もあります。
そして、ぜひ神戸で宿泊をしてもらいたいですね。大阪湾や瀬戸内
のクルージング、さらに自然豊かな六甲山や温泉情緒豊かな有馬も
あります。きっと、外人観光客にも喜ばれると思います。
神戸の今後の課題は食事だけでなくショッピングや宿泊の街として
如何にアピールしていくかです。そのためには、神戸で２、３日ゆっ
くり滞在して楽しめる環境や観光コースを整備開発することが重要
です。神戸も観光産業をこれからの重要な戦略産業と位置付けて、
行政と経済界、市民が一体となって取り組んでいく必要があります。
何よりも重要なのは神戸の自然豊かな景観や人に優しい魅力的な街
並みをさらに整備高めていくことでしょうね。
これからの関係者の取り組みに期待したいと思います。
２０１５．１．２８． 里山 歩樹
