ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【神戸通信】―神戸のチョコレート

今日の曇りで今にも雪が降りそうな天気です。

 

相変らず寒いです。しかし、時々雲の合間からから太陽の光が射し

て来ます。その光は明るさを増したように感じます。日光の浴びる

と暖かく感じます。寒い中でも少しずつ、着実に春に向かって進ん

でいます。今日は家内が実家に用事で出かけて、私は一人で、いえ、

亀吉と二人で留守番です。亀吉は朝から寝たまで動きません。ほん

とによく寝ます。私と一緒です。一日の半分は寝ています。

 

ところで今日は2月13日、明日は14日です。何の日でしょうか。

バレンタインデーですね。そうです愛する人にチョコレートを贈る

日です。この日にチョコレートを贈るのは誰がいつごろから始めた

のか知っていますか。私は長い間、キリスト教のヨーロッパやアメ

リカの慣習だと思っていました。ところがそうではありません。日

本で始まった習慣です。それも神戸の洋菓子会社がチョコレートを

売るために広告のために始めたのが始まりです。

 

その会社は神戸を代表する洋菓子メーカーの「モロゾフ」です。モ

ロゾフはロシア人が神戸で創業したのが始まりで今やユーハイム

ともに神戸を代表する企業です。神戸にはこの二社以外にもゴンチャ

ロフ、アンテノール、神戸風月堂などチョコレートメーカーがたく

さんあります。各社はバレンタイン商戦で年間の売り上げの大半を

販売します。

 

皆さんはこれまで誰かからチョコレートを貰ったことがありますか。

私が勤めていた時の話です。事務所に着くと私のデスクの上にチョ

コレートが置いてありました。驚いて周囲を見ると男子職員のデス

クには全て同じ包みが置いてありました。部の女性職員が共同でチ

ョコレートを買って配ったようです。所謂「義理チョコ」です。義

理チョコと分っていても嬉しいもので、みんな嬉しそうに包みを開

いていました。

 

わが家では、家内と娘が毎年、チョコレートをプレゼントしてくれ

ます。真心のこもった「愛のチョコレート」てです。高級なブラン

ドチョコです。食べるのがもったいないような綺麗なチョコレート

です。毎日、一個一個楽しみながら食べました。

 

以前、モロゾフの川喜多社長にお会いした時に「昔はチョコレート

と言えばヨーロッパの製品が良かったですが、今は日本のチョコレ

ートは世界でもトップレベルだ」と言われていました。確かに昔は

海外旅行の土産にチョコレートを買ってきましたが最近は外国人観

光客が土産に日本のチョコレートを買って帰ると聞いた事がありま

す。

 

神戸のチョコレートはほんとに美味しいですよ。私は特に生チョコ

が好きです。口に入れたらとろける感覚が何とも言えません。最近

のチョコレートは宝石箱のような箱に入っており芸術品のように綺

麗なものがあります。その代り高価で普段は買えませんね。若い女

性が自分用に買う人が多いと聞きます。自分に対するご褒美のよう

です。結構な値段でびっくりすることがあります。

 

皆さん、チョコレートを贈るときは神戸のチョコレートをお勧めし

ます。きっと喜ばれますよ。

 

貴方の気持ちが伝わると思いますよ。

 

2015.2.13. 里山 歩樹