ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【神戸通信】―神戸・南京町の祭りの思い出

中国の旧正月を祝う「春節祭」が明日から22日まで神戸の観光ス

ポット・南京町で開催されます。

 

神戸の春の風物詩として、町には夕方からは500個のランタンに

火が灯され幻想的な雰囲気が漂います。神戸の祭りを見学に毎年

20万人近い人が訪れます。ランタンのオレンジの光が綺麗です。

中国の青少年による竜踊りや獅子舞は見ごたえがあります。

 

私が現役のころは実行委員会のメンバーであったので毎回参加して

いました。南京町の入り口で家族と待ち合わせて祭りを楽しみに行っ

たものです。大変な賑わいで迷子にならないように子供の手を強く

握って歩きました。獅子舞に噛まれると健康に暮らせると聞いて何

回も子供の頭を獅子舞に噛んでもらいました。子供も楽しそうに笑っ

ていました。

 

おみくじもあり、当たるといろいろなものがもらえるので何回も御

御籤を買った記憶が有ります。確か屋台のラーメンが当たったよう

に記憶します。大したものが当たらなくても御御籤は楽しいですね。

家族が手をつないで人ごみの中を歩くだけで楽しかったですね。妻

や子供は神戸の異国情緒たっぷりの祭りが嬉しかったようです。春

節祭を見学した後は神戸の街で食事を楽しんで帰りました。

 

私は春節祭の初めのころから知っていますが初めのころはそんなに

賑やかではなく、注目もされていませんでした。その後地元の人の

地道な活性化への取り組みにより街もどんどん良くなってきて、今

や神戸の人気の観光スポットになっています。地元の人達の息の長

い努力には敬服します。

 

私は、仕事で街や商店街・市場の活性化に取り組んできましたが、

一番の課題は取り組みが一過性で長続きしないことでした。南京町

が今の姿になるまでは何十年もかかっています。地元の長年にわた

る根気強い取り組みには感心します。地元の中国人の方の長年にわ

たる地道なご努力には頭が下がります。

 

私は、南京町の事例を見て街の活性化には長い時間をかけての根気

強い取り組みこそが最も必要なことを学びました。街の活性化には

時間がかかります。一朝一夕にはいきません。秋には秋節祭が開催

されます。また、家族揃って出かけたいものです。

 

皆さんも一度、神戸ならではのお祭りを家族で見学にお越しくださ

い。周囲には旧居留地元町商店街トアロード等神戸の人気スポッ

トがあり、神戸のショッピングやグルメを楽しむ事が出来ます。私

の一押しの神戸の街の観光コースです。これからは旅行に良い季節

になります。

 

神戸の街も春のファッションが溢れ、楽しいですよ。

ウエルカム・神戸!

 

2015.2.18. 里山 歩樹