ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【日常通信】―神戸のアイスコーヒー

暑いですね。

 

このところ30度を超える真夏日が続いています。昨夜はあまりに

暑いので、今年初めてクーラーをつけて寝ました。やはりクーラー

がついているとよく眠れます。クーラーをつけっ放しにすると体に

良くないのでタイマーをセットしました。すると、クーラーが一時

間で止まります。クーラーが止まると目が覚めます。そこで、もう

一度タイマーをセットして寝ます。また、タイマーが一時間後に止

まり目が覚めます。

 

昨夜はこの繰り返しで夜中に何回も目が覚めました。そのおかげで

今日の朝はいつもより早く起きました。暑いので夜中に何回か水分

を採りました。暑くなると冷たい飲み物が欲しくなります。いつも

食後は熱いコーヒーを飲むのが習慣ですが、暑い日はよく冷えたア

イスコーヒーが飲みたくなります。

 

コーヒーが好きな私は、夏の時期は時間があれば近くの喫茶店に入っ

て何杯もアイスコーヒーを飲みました。汗を拭きながら喫茶店に入

ると冷房がよく効いています。気の利いた喫茶店では冷たいタオル

とよく冷えた水を出してくれます。冷たいタオルで首筋や顔を拭く

とホッとします。気持ちがいいですね。私たちが学生のころはアイ

スコーヒーと言わずに「レイコ」と言っていました。今の喫茶店で

「レイコ」と言っても通じませんね。

 

人に聞くとコーヒーを冷やして飲むのは日本だけのようです。そう

言えば、コーヒーの産地は暑い国です。そこではコーヒーは熱いの

が普通です。態々氷を入れて飲む国はありません。外国ではコーヒー

を注文すればホットコーヒーが出てきます。私も、かつては、夏で

も熱いコーヒーを飲んでいました。それがコーヒーの本当の飲み方

だと勝手に思っていました。

 

ある時、神戸の有名なコーヒー会社の社長とコーヒーを飲む機会が

ありました。コーヒーの専門家である社長は当然、ホットコーヒー

を注文されると思っていましたら、社長はアイスコーヒーを注文さ

れました。私はアイスコーヒーには何も入れないでブラックで飲ん

でいましたが。社長は、「夏はアイスコーヒーが美味しいね。甘い

シロップを入れて飲むのが一番美味しい」と言って氷の入ったよく

冷えたコーヒーを上手そうに飲んでおられます。

 

私もその時から夏にはアイスコーヒーに甘いシロップを入れて飲む

ようになりました。甘くて冷たいアイスコーヒーを飲むと夏の疲れ

た体にエネルギーが生まれてくるように感じます。暑さでぼーっと

していた頭がスッキリするようにかんじます。神戸は珈琲文化の街

です。缶コーヒーは神戸のコ-ヒー会社「UCC上島珈琲」が世界

で初めて開発しました。アイスコーヒーもおそらく神戸の珈琲文化

の中から生まれたのではないかと私は勝手に想像しています。

 

皆さん、暑い夏はよく冷えたアイスコーヒーを飲んで元気をつけま

しょう。甘いシロップを入れることを忘れずに。夏バテ防止にもい

いです。食事も進みます。少し大きいコップに氷を一杯入れて濃い

目のコーヒーを入れストローでまぜながら「カラカラ」と音をさせ

て飲むアイスコーヒーの味は最高です。

 

以前は、コーヒーはカフェインが入っているので飲み過ぎると健康

に良くないと言われていた時がありましたが、最近の研究ではコー

ヒーをよく飲む人の方が健康であるとの報告も発表されています。

 

暑い夏こそ冷たいコーヒーを飲んで元気を出しましょう。

 

2015.5.29. 里山 歩樹