ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
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【日常通信】―夏のスイカの思い出

今日は朝から青空が見える良い天気です。

 

九州では大雨で大変なようですが、近畿地方は梅雨の谷間の晴天に

恵まれました。新聞によると東北地方も梅雨入りしたとのこと、長

男が仙台にいて、休みの日に釣りに行くといっていたので天気が気

になります。大雨のところがあったり、梅雨入りした地域があった

り、近畿のように快晴の地域もあって、日本は結構、広いですね。

 

今日は爽やかな風が吹いています。窓を開けると、いい風が部屋に

入ってきます。窓を開けて庭を眺めるとアジサイの花が沢山咲いて

いました。しばらく見ないうちに花が増えて大きくなっています。

色が一段と鮮やかになっています。植木の枝葉が成長して鬱蒼と茂っ

ています。強い陽光にあたって光っています。少し気温が低くなっ

ています。昨夜は久しぶりにクーラーを切って寝ました。良く寝る

事が出来ました。

 

ところで、皆さんは果物が好きですか。私は、毎食後必ず果物が食

べることにしています。リンゴは毎日食べます。家族が季節折々の

果物を買ってきてくれます。今の時期はスイカが美味しいですね。

暑い夏になるとほぼ毎日のようにスイカを食べます。美味しいです

ね。スイカは夏の果物の王様です。甘くてジューシーで暑い体を冷

やしてくれます。暑くて食欲がない時でもスイカならいくらでも食

べられます。

 

私は夏の日の事を思うと必ずスイカの事が思い出されます。小さな

子供の頃は夏の日はよくスイカを自宅の畑から採って来てよく食べ

ました。当時は、スイカは高価な果物でした。大きなスイカを井戸

の冷たい水で冷やして食べました。当時は冷蔵庫のようなものはあ

りません。井戸の水は、夏でも冷たかった記憶があります。大きな

桶のような入れ物に井戸水を入れてキュウリや茄子などと一緒にス

イカを冷やしました。

 

冷えたら、縁側で割ってみんなで食べました。大きなスイカを両手

で持って大きな口を開けて食べました。スイカは大きな口を開けて

かぶって食べるのが一番おいしいです。よく、塩をつけて食べまし

た。塩を少しつけると甘味が増してより美味しいようにおもいまし

た。縁側で風鈴の音を聞き、庭の朝顔や夏の草花を眺めながら食べ

たスイカの味は格別でした。

 

あのころのスイカは甘かったように思いますね。畑で十分に熟した

スイカを選んで食べましたからね。スイカの種を飛ばしながら食べ

るのも楽しかったです。それと、スイカのお漬物も最高においしかっ

た記憶があります。スイカの皮のお漬物は美味しいですよ。自宅の

畑で採ってきたスイカは皮が柔らかくて、漬物にするとウリのよう

で美味しいです。

 

スイカを食べると、母が必ず、お漬物にして出してくれました。そ

のスイカの糠漬けのお漬物でお茶漬けを食べるのが大好きでした。

私は何杯もおかわりをして、母によく笑われました。今でも、あの

スイカのお漬物の味を思い出します。懐かしい思い出ですね。

 

夏の果物と言えばマッカウリもよく食べました。畑で栽培していま

した。黄色いウリや青いウリを井戸の水で冷やしてよく食べました。

少し青臭い匂いがしますが、スイカとは違った味がして私は好きで

した。あのころのマッカウリは今ではスーパーでも売っていません

ね。今はメロンが安くて手に入りますからね。メロンも美味しいで

すが、時々、子供の頃のマッカが懐かしくなる時があります。

 

今日も家内が昼食の後にスイカを出してくれました。鹿児島産のス

イカです。甘くて美味しいスイカでした。スイカを食べると気持ち

が落ち着きます。リラックスするように感じます。夏はこれからが

本番です。スイカが益々甘くなって美味しくなるでしょう。楽しみ

です。皆さん、兵庫県でもスイカを作っています。美味しいですよ。

 

ぜひ兵庫県のスイカもご賞味ください。

美味しいスイカを食べて今年の暑い夏を乗り切りましょう。

 

2015.6.28. 里山 歩樹