ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】―6月最後のリハビリ

この週末は天気が悪くなると聞いていたが、幸い、良い天気に恵ま

れた。

 

昨夜、自宅の窓を開けて夜空を眺めたら綺麗な月が見えた。少し雲

がかかっていたが、奇麗な月だった。月を眺めるのは昨年の秋以来

だ。美しい月にしばし見入っていた。庭のアジサイが月明かりの下

でキレイな花を咲かせていた。ほのかな月の明かりで見たアジサイ

の花は、少し幻想的でいいものだ。月が奇麗に見える翌日は天気が

良いはず。そう思うと、安心して安心して休むことが出来る。

 

今日は6月最後のリハビリの日だ。今日で6月も終わり。今年もも

う半分が過ぎた事になる。光陰矢の如しというが本当に時間が流れ

るが早く感じる。何もしないうちに半年が過ぎたと思うと何か侘し

く感じる。朝、起きると昨夜予想した通り少し曇っているが過ごし

やすい天気だ。この2、3日は気温が低い。朝晩は少し肌寒く感じ

る。何を着ていったらよいか悩む。このところ何故か早く目が覚め

る。

 

今日もいつもより早く病院に行った。車から見える近くの山の木々

が一段と大きくなって深緑の緑が美しい。太陽の光を受けてキラキ

ラと輝いて見える。夏山の綺麗な景色だ。今山歩きをしたら気持ち

が良いだろうなと思う。病院は一番乗りだった。リハビリ室に行っ

ても誰も来ていない。病院では今日、退院する人の姿があった。嬉

しそうに見えた。

 

今週初めてのリハビリは慣れるまで体が重く感じる。念入りにマッ

サージをしてもらうと眠たくなってくる。いつものように、田圃

方に散歩にでかけた。ドアを開けると病院の敷地の中を流れる溝の

「ゴーゴー」という音が聞こえる。昨夜は、山の方ではだいぶ雨が

降ったようだ。路面が濡れている。滑らないように慎重に歩いて行っ

た。涼しい風が山の方から吹いてくる。気持ちがよい風だ。

 

田圃に行くと女の患者さんが先生と一緒に田圃の姿を眺めていた。

田圃を見ると苗が成長しているのに驚いた。苗の背丈は50センチ

ぐらいになっている。もう立派な稲だ。苗が成長して田圃が緑の草

原のように見える。風に吹かれて緑の苗が揺れる景色が美しい。広

い棚田全体が緑の草原のように波打っている景色は本当に美しい。

心が癒されるようだ。

 

田圃ではオタマジャクシがだいぶ大きくなって元気よく泳いでいる。

もうこの季節はカエルの鳴き声は聞こえない。産卵の時期が終わっ

たようだ。水田の上をトンボが飛んでいる。山の方から白い鳥が飛

んで行った。カワセミだろうか。里山の緑が茂って、山が大きくなっ

たように見える。濃い緑が目に浸みる。緑の山を見ると、森の樹木

の香が漂ってきてリラックスできるように感じる。心身が洗われる

ようで気持ちが良い。

 

今日は手のリハビリもあるので早めに病院に戻って、二階のOT室

に階段を上っていた。二階のリハビリ室からも里山の景色がよく見

える。山の姿は見るたびに変わっている。どんどん夏山らしい濃い

緑がふえてきている。

 

森の樹木がどんどん大きくなっている。太陽の光を反射して綺麗だ。

思わず見とれてしまいます。手のリハビリの辛さも忘れてしまう。

ベランダの植木鉢に植えられたキュウリのつるがだいぶ伸びてきた。

長の早さに感心する。キュウリがなるのが楽しみだ。

 

いつものことながら、手のリハビリは疲れる。集中力が必要だ。手

を少し動かすのにこんなに疲れるとは。しばらくやらないと関節や

筋肉が固くなっている。慣れるまでは手のリハビリは痛く感じる。

思わず「痛い!」と声を上げるときもある。本当に痛い時がある。

これも我慢だ。やっていると柔らかくなってくる。先生が「今日は

これで終わります」と言うと、ホッとする。やれやれだ。

 

最後に血圧を測ってもらう。上が106、下が58。問題ない。今

日は6月最後のリハビリの日だ。6月は梅雨の時期にも関わらず、

リハビリの日は何故か雨が降らずに外に散歩に出かける日が多かっ

た。充実したリハビリをすることが出来た。外に出かけて季節の移

ろいを感じながら散歩するのは楽しいものだ。7月も天気に恵まれ

る事を期待したい。

 

いよいよ夏本番だ。

夏を楽しみたいものだ。

 

2015.6.30. 里山 歩樹