ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【兵庫通信】―夏のソーメン

今日も蒸し暑いですね。

 

台風が来ているせいか、昨夜から風が強いです。昨夜は雨戸が風で

「ガタガタ」と音がしていました。朝起きると雨は降っていないが、

空はまっ黒な雲が覆っています。今にも雨が落ちてきそうな雲です。

強い風が吹いているが、生ぬるくて、湿気を含んだ風だ。むしむし

する。ジーとしていても汗が滲んでくる。

 

嫌な天気だ。暗くて気が滅入る。昼からは風も止んで窓の明珍の風

鈴もビクとも動かない。仕方がないのでうちわで扇ぐ。人工の風を

起こして少しばかりの涼をとる。うちわで扇ぐだけでも、だいぶ違

う。便利なものだ。長く続けていると手が疲れてくる。

 

今日は、新聞の休刊日。時間を持て余す。仕方がないので、昨日の

新聞を読み直す。ガスが抜けたサイダーのようで、余り美味しくな

い。月刊誌を読んで時間を過ごす。最近は読むスピードが速くなっ

てすぐに読み終わってしまう。

 

家の居間は雑誌の山だ。雑誌も結構費用がかかる。最近は読みごた

えのある記事が少なくなったように感じる。週刊誌の延長のような

記事が多いのは残念だ。新聞が休刊になるとブログのネタ探しに困

る。

 

それにしても蒸し暑い。ブログの原稿を書いていると手に汗が滲ん

でくる。うちわで扇ぐが汗が吹きだしてくる。水分を補給しないと

熱中症になりそうだ。こんな日は食欲もなくなる。暑い日は冷たい

ソーメンが食べたくなる。

 

昨夜、久しぶりに、家内がソーメンを作ってくれた。私はソーメン

が大好きで、暑い夏は毎日のように食べていた。土生姜と刻んだネ

ギをダシに入れて、ダシに氷も入れて、ソーメンを食べるのが習慣

だった。

 

ソーメンは大きな器に一杯作ってもらった。山盛りのソーメンを一

気に食べた。ときには缶ビールを開けて飲んだ。暑くて食欲がなく

ても、ソーメンならいくらでも食べられる。ときには天ぷらをダシ

につけて食べるのも美味しい。夏バテ防止にも良い。

 

ソーメンは色々な商品が出ているが、兵庫県揖保のソーメンが最

高だ。細くて絹のように白いソーメンで、咽喉越しがよい。兵庫県

の特産品だ。高級なブランドソーメンとして有名だ。ソーメンは古

いソーメンほど美味しいと言われている。古いソーメンほど高価だ。

 

やはり揖保のソーメンは美味しい。他の産地とは味が違うように思

う。我が家では、お中元の贈り物として「揖保のソーメン」をよく

贈る。大変喜んで頂いているようだ。ソーメンは保存食としても良

い。いろんな料理にも使う事が出来るようだ。兵庫県ではソーメン

と言えば揖保のソーメンの事だ。兵庫県では出石蕎麦も有名だ。

 

私が現役の頃は、夏には昼食に出石蕎麦をよく食べに行った。わさ

びを擦りながら食べた出石蕎麦の味は最高だった。冷麦も美味しい

ですね。ソーメンや蕎麦とは食感が違って美味しいですね。いずれ

もビールを飲みながら食べるのが私は好きでした。その後のほろ酔

い気分がなんとも気持ちがよかった。暑いのも忘れていました。暑

い夏に食べる冷やしソーメンの味は最高です。

 

ところで冷やしそうめんにはよく赤いサクランボ一つがついていま

す。私はその意味がよく分かりませんでした。彩のためだと思いま

す。確かに雪のように白いソーメンに赤いサクランボが一つのって

いるだけで綺麗に見えます。料理を目でも楽しむ日本食の工夫です

ね。

 

そのうち、ソーメンが和食の一つとして、世界でも食べられるよう

になるかもしれませんね。

 

兵庫県の「揖保のソーメン」が世界的なブランドになるといいです

ね。

 

2015.7.13. 里山 歩樹