今日も朝から暑い日が続きました。
空は、真っ青な夏の空です。強い日射しが照り付けてきます。風が
全くありません。無風状態です。むし暑くてたまりません。私は、
この頃少々、夏バテ気味です。夜になっても気温が下がらないのに
はまいります。クーラーをつけっ放しにしています。それでも、汗
だくです。近年の暑さは異常ですね。
昔は、夜になると、窓を開けていると涼しい風が入って来て、寝冷
えしないように腹巻きをつけて寝たものです。クーラーなんか必要
ありませんでした。このところ三日連続で激しい夕立が降りました。
さすがに、その日は気温が下がったように感じます。今日も午後か
ら雲が出て来てお夕立が降りそうでしたが降りませんでした。今夜
も熱帯夜になりそうです。
今日は、お盆を控えて、寺のお坊さんが自宅にお経をあげに来てい
ただきました。この為、家内は昨日から、準備で忙しくしていまし
た。スイカや茄子、キュウリなどのお供え物の準備、お盆用の花を
飾ったり、お盆用に食べ物を作ったり、もろもろの準備をしてお坊
さんを迎えました。私と家内は、お坊さんのお経の後を追って小さ
な声でお経を読みました。
お経を読んでいると、今年も、お盆の時期になったと実感します。
ついこの間まで、寒い寒いと嘆いていたように思うのに、今年も早、
後半です。仏壇を見ると、奇麗な花が飾られていました。大きなス
イカや茄子等の夏野菜も供えてあります。
いつでもご先祖様をお迎えする準備が出来ていました。家内が、暑
い中を近くのスーパーに必要な物を買いに行ってくれました。感謝
ですね。本当にありがとう。ご先祖さまも喜んでおられるでしょう。
お坊さんと一緒にお経をあげていると、意味はよく分からなくても、
心が穏やかになって、落ち着くように感じます。線香の香も心を癒
してくれます。お経を挙げていると、亡き母や父、祖父、祖母の事
が走馬灯のようにいろいろ思い出されます。もう、かなり昔の事な
のに、ついこの間の事のように思い出されます。懐かしい、忘れる
ことのできない思い出です。
お盆は、ご先祖さまをいつまでも忘れずに供養するためにあります。
毎年、暑い夏の日に、一族の者が集って、ご先祖様を供養して、ご
先祖様の懐かしい思い出を語るのがお盆です。これから、時代がど
のように変わろうと、このお盆の行事は大切にしていきたいもので
す。
お坊さんは自宅に来るなり、「暑いですね」と言って汗を拭ってお
られました。しかし、お経をあげている間は何故か暑さを忘れてい
ました。わからないながらに、精神を集中してお経を読んでいたか
らでしょうか。お経をあげていると心が穏やかになります。不思議
ですね。お経の力でしょうか。
これで、お盆にご先祖様をお迎えする準備が整いました。お坊さん
と家内に感謝です。本当にありがとうございました。今日は良い一
日でした。
お盆の日まで心豊かに過ごしましょう。
お盆の日にご先祖様をお迎えするのがたのしみです。
２０１５．８．１０． 里山 歩樹
