ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】―シンガポールに行ってきました―その1

皆さん、お久しぶりです。

 

暫くブログを休んでいましたが、昨夜、シンガポールから帰国しま

したので再開します。また、ご愛読下さい。

 

シンガポールは17日の夜の飛行機で関西国際空港から出発しまし

た。関西国際空港に行くのは久しぶりです。夜の8時半ごろに空港

に着いて、レストランで夕食をとろうとするとどの店も満席でした。

何とか入れた店で食事をとると、すぐに9時になってラストオー

ダーの時刻になりました。周囲の店を見ているとシャッターを次々

に下ろしていきました。9時を過ぎると閑散としています。

 

広い空港の中を杖で歩き回るのは難しいので、航空会社の人が車椅

子を持って迎えに来てくれました。お蔭で、搭乗チエックや出国審

査も並ぶことなく入る事ができました。助かりました。杖で延々と

並ぶことは体力が続きません。空港の中は広いです。搭乗口に行く

にもかなりの距離を歩かなければなりません。幸い、航空会社の人

が車椅子で飛行機の中まで案内してくれました。

 

飛行機の中も機内用の小さな車椅子が準備されていました。私と義

母は車椅子にのって飛行機の座席に座りました、座席は最後尾の席

です。その後ろはトイレです。夜中にトイレに行きやすいように、

娘が手配してくれました。

 

シンガポールまでは時差を含めて約7時間のフライトです。時差が

一時間あります。飛行機の座席はエコノミーなので狭くて、困ると

予想していましたが、案外、ゆったりとしていました。新幹線の座

席よりゆったりとしていました。シンガポール航空の飛行機は機材

が大きいようです。これならエコノミー席でも十分眠る事ができま

す。

 

困ったのは、冷房が効きすぎて寒いことでした。毛布が配られまし

たが、あまりに寒いので、ジャケットを着こみました。寒くてよく

寝ることが出来ませんでした。シンガポール空港に着いたのは午前

の5時ごろです。

 

航空会社の人が座席まで車椅子を持って迎えに来てくれました。シ

ンガポールのチャンギ空港は世界一の空港でとても杖で歩けるよう

な距離ではありません。チャンギ空港は24時間空港で、午前4時

台でも様々な店が煌々と電気をつけて営業をしています。活気があ

ります。昨夜の関西国際空港との違いに驚きました。

 

空港の中では花や緑の植栽に力を入れています。空港の中に池があ

り、池の中には錦鯉が優雅に泳いでいました。私達は、そこで初め

ての記念写真を撮りました。広い空港の中をシンガポール航空の人

が、タクシー乗り場まで車椅子で案内してくれました。チャンギ

港でもお蔭で出国手続きなどもスムーズに行きことができました。

 

チャンギ空港バリアフリーが進んでいます。空港の中にはほとん

ど段差がありません。関西国際空港では車から降りたらすぐに、10

センチ以上の段差があってターミナルビルに入るのに苦労しました。

 

タクシーの乗り場までは、かなりの時間と距離がありました。とも

かく広い空港です。関空とは比べものになりません。航空会社の人

が車椅子で案内してくれないと、迷子になったり、動けなくなって

立往生した事でしょう。航空会社の人には、本当に感謝です。

 

以前、シンガポール航空のサービスは世界一だと聞いた事があるま

す。今回、身をもって体験しました。皆さん、笑顔で、気さくで、

やさしい人ばかりでした。お蔭で無事にホテルに着く事ができまし

た。ホテルは、五つ星の世界的に有名なホテルです。日本にも東京

と大阪にあります。高級なホテルとして知られています。

 

ホテルについても午前5時ですので、部屋にチェックインすること

が出来ません。どうやって時間を過ごすか悩んでいると、特別に32

階にある「クラブラウンジ」を開けてもらえることになりました。

ラウンジからはシンガポールの街がよく見えます。飲食は無料です。

 

クラブラウンジの従業員の人のサービスには感激しました。特に女

性の従業員の人は、皆さん背が高くてスタイルがよくてファッショ

ンモデルのようでした。親切で優しい人ばかりでした。シャンペン

やワインも色々な銘柄が揃っています。料理の味も絶品です。私達

は、滞在中の多くをこのホテルの「クラブラウンジ」で過ごしまし

た。

 

ラウンジで車の手配や予約等全てのサービスが受けられました。普

通は、一階の受付で、並ぶ必要がありますが。ラウンジで全て出来

るので助かりました。何時間でもゆったり過ごす事ができました。

これが五つ星のホテルのサービスかと感心しました。

 

ラウンジの女性は全員、真珠のネックレスをつけていました。フィ

リピンの真珠だと言っていました。私が真珠の街・神戸から来たこ

とを知ると、日本の真珠は高くて買えないと言っていました。

 

ラウンジではいろんな国の人が過ごしていました。モンゴル、中国、

アメリカ、ヨーロッパ、日本、韓国など、さすがに国際都市です。

ラウンジにいるといろいろな国の言葉が聞こえて来ました。娘は英

語で話しかけて会話を楽しんでいました。

 

私と家内はほとんどわかりません。片言の英語です。娘が羨ましかっ

たです。家内の私も、若い時に英語を勉強しておけばよかったと思

いましたが、もう遅いですかね。それでも周囲の英語を聞いている

と何となく理解できるように感じました。

 

知らないうち片言の英語で話しかけていました。

不思議なものですね。

 

(続く)

 

2015.8.21. 里山 歩樹