ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】―今年も神戸ルミナリエの季節になりました

今日は久しぶりに快晴のいい天気になりました。

 

朝、目が覚めると、明るい日差しが窓から入ってきます。気温も昨

日より少し高いように感じます。外を見ると太陽の陽が燦々と降っ

ています。穏やかな冬の日射しです。窓際に行って陽を浴びると、

ぽかぽかして心地よくなります。

 

緩やかな風が吹いていますが、あまり寒く感じません。穏やかな冬

の時間が静かに流れていきます。青い空が広がって気持ちの良い日

です。庭の植木を見ると、また、赤い山茶花とピンクの寒椿の花が

増えていました。暖かい陽を受けて花びらが一段と鮮やかに見えま

す。

 

「暖かな冬の陽を浴び うたた寝す 歩樹」

 

今日で11月も終わりです。明日からは12月です。早いですね。

明日から師走。嫌になります。焦りますね。師走と聞くと何故か気

がせきます。もう、ことしもおわりかと思うと時の移ろいの速さを

感じて寂しくなります。年々、時間が過ぎるのが早く感じます。秋

が終わり、冬の季節がやってきました。

 

12月に入ると「神戸ルミナリエ」が開催されます。神戸の冬の到

来を告げる恒例の光の行事です。私は、ルミナリエを見ると今年も

寒い冬が来たと感じます。四季の移ろいの速さを実感します。紅葉

の秋も、アッと、言う間に終わり、寒い冬が来ました。

 

 

「秋終わり 寒い冬来て四季回る  里樹」

 

今年のルミナリエは12月4日から13日まで三宮の旧居留地で開

催されます。今年で21回目になります。ルミナリエは、神戸の商

工会議中心になり、大震災の年に、鎮魂と神戸の街に光を取り戻す

ために始めました。私は直接の担当ではありませんでしたが。最初

から関わってきました。今年で21回にもなると思うと時の流れの

速さを感じます。

 

先日、元の職場の後輩にメールすると、今年のルミナリエの当番の

日が決まったと言っていました。私は第1回目から点灯式に出席し

ていました.若い職員は、ルミナリエ開催中は、警備や道案内で順

番に駆り出されました。神戸の街はルミナリエの時期になると急に

冷え込んできます。雪が降ることもありました。職員は厚いコート

を着て、ホッカホッカを一杯ポケットに入れて、夜遅くまで街頭で

頑張っています。

 

私は、今も震災の年に、暗い神戸の街に、初めてルミナリエが点灯

したときのことを思い出すと涙が出てきます。感動しました。光の

有り難さと美しさを実感しました。ルミナリエを開催するためには

様々な課題がありました。資金問題、警備、交通規制等の課題があ

りましたが、関係者の努力と協力で継続してくることができました。

市民のボランティアの力もあります。

 

神戸の街では、神戸ルミナリエは歳末の風物詩になっています。毎

年、全国から数百万の人が訪れます。今年は、資金問題で開催期間

ルミナリエのコースが短縮されるようですが、継続する事が大切

です。今年も天気に恵まれて、内外から多くの人が訪れる事を期待

します。

 

皆さんも、ぜひ、お越しください。お待ちしています。それから、

ルミナリエの会場に来られた時は募金のご協力をお願いいたします。

ルミナリエの継続開催にご協力ください。一人100円で結構です。

よろしくお願い致します。

 

ルミナリエは神戸の文化としていつまでも続けていってもらいたい

と思います。

 

私も、また、点灯式に参加したいですね。

 

2015.11.30. 里山 歩樹