今日は曇り空で、寒い日です。
黒い雲が空に広がっています。寒くて雪が降りそうな天気です。陽
が射してこないので、昼でも暗くて、気が滅入ります。寒くて足元
から冷えてきます。今年も残すところあと１週間になりました。早
いですね。
何か気ぜわしいですね。落ち着きません。何故かいやな気分です。
私は、現役の時もこの時期になるとイライラしていたように思いま
す。周囲に人が忙しくしているとこちらも急かされているような気
分になったものです。
寒いのでガラス窓越しに外を眺めると灰色の雲ばかりが見えました。
寒々とした冬景色でした。庭の山茶花の花も赤い花びらがだいぶ散
っています。冬、本番です。いよいよ寒い冬がやってきます。辛い
季節です。
昨日、リハビリの為に病院に行くと玄関にクリスマスツリーが飾っ
てありました。ツリーにはミッキーマウスのサンタが飾ってありま
した。昨日は雲が広がっていましたが、雲の合間から強い陽が射し
てきて、眩しい程でした。風が冷たくて、寒く感じましたが陽が当
たると汗が滲んできました。周囲の風景を眺めると、すっかり冬模
様です。
雑木林の木々は葉が全て散って白い枝だけの姿になっています。見
るからに寒そうでした。遠くの山を見ると太陽に陽が当たっている
ところだけが茶色く光っていました。昨日は冬景色を眺めながらの
散歩でした。リハビリも今年はあと２回となりました。リハビリを
初めてもうすぐ４年近くになります。早いものです。家族をはじめ
多くの人にお世話になりました。
毎年、年末になるといろいろな事が思い出されます。今日は、気に
なっていた年賀状を書きました。書こう、書こう、と思っているう
ちにいつもギリギリになってしまいます。悪い癖ですね。現役の時
は深夜に炬燵に入って書いていました。私は字が下手なので書くの
は苦手でしたが、一言手書きで書く事に拘っていました。友人から
は読めないといって怒られましたが、これも個性と思っていました。
今日も一人一人の顔を思い浮かべながら、下手な字で書きました。
ある友人が「年賀状は年１回の安否確認だ！」と言っていましたが、
本当にそうだと思いますね。年賀状を書いていると、もう何十年も
会っていない人でもその懐かしい顔が浮かんできます。不思議です
ね。
今日も、学生時代の５０年以上も前の友人に年賀状を書きました。
彼も毎年年賀状をくれます。彼もいい年寄りになったのでしょうか。
一度会いたいものですね。毎年、年賀状をくれる人から年賀状が来
ないと、何かあったのかと気になります。年賀状が届くと彼も元気
にやっていると思って嬉しくなります。年１回のたった一枚のハガ
キですが貴重な頼りです。
最近はメールで新年の挨拶をする人が増えているようですが何か味
気なく感じますね。人情が感じられるのは手書きの年賀状ですね。
「たかが年賀状、されど年賀状です」。今日、年賀状を書き終えて
ホッとしました。相変わらず下手な字でスミマセン。下手な字は治
りません。個性です。私は何とか元気にやっています。
一番気がかりな年賀状を書くことが出来たので、今夜は安心してよ
く眠れそうです。
元旦に届く年賀状が楽しみです。
「年賀状 安否確認 元気です 歩樹」
２０１５．１２．２３． 里山 歩樹
