今日は、寒さも少し緩みました。
記録的な寒さも峠を越えたようです。しかしまだ、１月ですので、
これからも何度か寒波をやって来て雪が降ったりすると思います。
例年、２月になってから大雪が降ることがあります。まだまだ油断
は出来ません。ですが、少しずつ、春に向かって季節が動いている
事は間違いありません。春の訪れを感じさせるニュースが届いてい
ます。
今日の神戸新聞の朝刊でも、淡路島で菜の花が１０万本、見頃を迎
えていると、写真入りで報じていました。淡路島は菜の花が有名で
す。司馬遼太郎氏が「菜の花の沖」という小説を書いています。淡
路の豪商、高田屋嘉兵衛の物語です。淡路は花の島ですが、私は淡
路と言えば菜の花を思い浮かべます。
淡路の「花さじき」には１００万本の菜の花が植えてあるようです。
これから４月にかけて順次開花していきます。今年の菜の花の開花
は例年より２か月も早いとの事です。１００万本の菜の花が開花し
た光景は見事でしょうね。それにしても１００万本とは凄い数です。
一体、どのようにして数えたのでしょうかね。
今日は今週最後のリハビリの日ですので何時もより早く起きました。
部屋の温度計を見ると９度です。２、３日前に比べると寒さは大分
緩みました。窓からは明るい日差しも差しています。天気も良さそ
うです。リハビリの日に天気が良いと気分がいいですね。いつもの
ように厚着をして出かけました。
少し緩んだとは言え、外に出るとやはり風が冷たく感じます。わが
家の玄関の梅の木は小さなつぼみが見える程度で花が咲くのはまだ
先のようです。白い花が咲きます。いつものように運転席の隣に座っ
て出かけました。空を見上げれば青空が広がっています。心なしか
太陽の日差しが明るくなったように感じました。少しずつ春に近付
いているのでしょうか。
車窓から前に見える山を眺めると霞がかかっているように見えます。
空の色も少し雲つています。春霞みにはまだ早いので、中国からの
黄砂かも知れません。花粉症の私には困ります。マスクが必要です。
病院に着くと丁度９時でした。
今日は、いつもの先生に代わって別の先生にリハビリをしてもらい
ました。久し振りに私の体を見た先生は、寒いせいで少し硬くなっ
ていると言われていました。今日は青空が見えるので散歩に出かけ
ました。
外に出るとやはり寒く感じます。山から風も吹いてきます。外に出
ると、病院の花壇には赤や白、黄色、紫、オレンジなどの色鮮やか
なパンジーが咲いています。しかし、寒いので小さくなっていまし
た。いつものように坂を上がって行きました。陽だまりを歩くと暖
かく感じます。しかし、日陰に入ると急に寒くなります。
空を見上げれば青空が広がって、日差しが差してきますが、雲って
いるように見えます。黄砂のようです。田圃に行きましたが、何も
植えてありません。今日は少し寒さが緩んだので氷も解けていまし
た。傍にある里山を見ると落葉した木々が林立しています。山の中
が見えました。山ではいつのもようにカラスが騒がしく鳴いていま
す。
今日は、久しぶりに山の方に歩いて行きました。登坂は結構、急で
長いです。ひさしぶりに上がる坂です。汗をかきながら山のいり口
にある広場まで行きました。広場に行くと下は土です。土の上を歩
くのは久しぶりです、デコボコした広場を歩くと、時々穴の中に足
が入ってしまう事があります。
足元の土をよく見ると雑草が青い葉を出しています、よく見るとタ
ンポポの葉っぱのようです。花は咲いていませんが確かにタンポポ
の葉です。春の気配を感じます。古木のしだれ梅の枝には赤いつぼ
みが無数についています。以前見た時よりつぼみが膨らんでいます。
もう少ししたら開花するでしょう。ピンクの綺麗な花が咲きます。
楽しみです。
久しぶりに山の近くまで歩いたので、寒いのに汗が滲んできました。
さすがにすこし疲れました。雑木林の中を見ると、木々が落葉して
中までよく見えました。帰りの下り坂は長くて急です。緊張して足
が前に出ません。杖を持つ手に汗が滲んできました。坂が長く感じ
ます。保育園の園児の元気な声が聞こえてきます。他のことに気を
向けると少し、緊張が解けます。
何とか、病院にたどり着きました。そのまま、二階のリハビリ室ま
でいって手のリハビリを受けました。今日は、時間にして４０分、
約５００メートル歩きました。こんなに長く歩いたのは久しぶりで
す。さすがに、すこし疲れましたが、いい汗を書きました。
最後に血圧を測ると上が１０６、下が６０でした。
寒い日に歩いた後にしてはまずまずです。
２０１６．１．２８． 里山 歩樹
