ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【神戸通信】―バレンタインデーが近くなりました

今日は、朝起きると部屋が明るいオレンジ色に染まっていました。

 

朝焼けです。部屋の障子が茜色に染まっています。朝焼けは久しぶ

りです。雨戸を開けると明るい太陽の光が部屋に入ってきました。

陽射しが明るくなったように感じます。春のような明るい陽射しで

す。気のせいかを知れませんが春の気配を感じます。

 

私が「春のようだね!」というと家内が「未だ一月だからこのまま

暖かくはならないで、必ず寒い日がやって来るので、気を緩めない

ように」と言って注意してくれました。家内の言う通りまだ1月で

す。冬はこれからが本番です。油断してはダメですね。油断して気

が緩むと風邪を引いたり、インフルエンザに感染します。東京はま

だ寒くて雪が解けないと娘からメールがありました。日本は広いで

すね。

 

だけど、最近、太陽の光が何となく強くなったように感じます。日

が暮れるのも少し遅くなったように感じます。気のせいでしょうか。

窓際の陽だまりに行くとガラス越しに入ってくる陽射しが春のよう

に暖かく感じました。季節は確実に動いているように感じます。部

屋の中の温度計を見ると15度です。また、暖冬に戻ったのでしょ

うか。私は寒がりなので暖冬は歓迎です。

 

早いもので明日から2月です。2月と言えばバレンタインデーがあ

ります。また、気をもむ季節がやってきました。チョコレートを貰っ

ても貰わなくても気を遣います。現役の時は職場の女性職員が気を

遣って男子全員にチョコレートを配ってくれました。義理チョコと

分かっていても、貰うとうれしいものです。ホワイトデーに何をお

返しするか悩んだ経験があります。

 

家内と娘も毎年、高級チョコをプレゼントしてくれます。嬉しいも

のですね。逆に貰わないと何となく寂しくなります。私は、以前は

バレンタインデーにチョコレート送るのは欧米の習慣だと思ってい

ましたが、ある時、神戸の洋菓子メーカ―がチョコレートを販売す

るために始めたのが、全国に広がったと知って驚いた事があります。

神戸を代表する洋菓子会社「モロゾフ」が始めた行事です。

 

そう言えば、以前、バレンタインの日に中国の上海に行ったときは、

街角に花屋の店が沢山出ていて、花束を一杯売っていました。聞く

と中国では花束を贈るのが習慣だと言っていました。節分に恵方巻

を食べるのと同じです。関西商法ですね。

 

ご存知のように神戸は洋菓子の街です。バレンタインデーの時期は

かきいれどきです。洋菓子会社はバレンタインデーで年間の販売額

の半数近くを販売します。したがって,洋菓子会社はバレンタイン

商戦に賭けています。必死です。

 

神戸の洋菓子メーカーでは灘の酒会社と共同して、今年、日本酒を

使ったチョコレートを開発しました。今年のバレンタインデーには

灘の酒のチョコレートも店頭に並ぶでしょう。楽しみですね。神戸

は洋菓子の街です。美味しいチョコレートを販売する店が沢山あっ

てどこで買うか悩みます。

 

それにしても日本のチョコレートも美味しくなりました。昔は高級

チョコレートと言えば外国のものでした。海外に旅行にいった時の

土産はチョコレートでした。最近は、外国の観光客が神戸のチョコ

レートを土産に買って帰るようです。美味しくなりましたが高級な

チョコレートの価格も外国並みになりました。パッケージも綺麗に

なりました。宝石箱のような箱に入っています。どれから食べよう

か迷いますね。

 

それにしても高いチョコレートもあってビックリします。高級なも

のは小さなチョコ一つが数百円もします。店に行くと若い女性が高

級なチョコを選んで買っていますが、男性には高くて手が出ません。

神戸では洋菓子もファッションです。ファッションと考えると高い

チョコレートも納得できます。

 

チョコレートもいろいろありますが、私は生チョコが好きです。子

供の時に食べたウイスキーボンボンの味を今でも思い出します。バ

レンタインデーを発案したモロゾフのチョコレートが美味しいのは

言うまでもありません。モロゾフの元社長の松宮氏は神戸のファッ

ション都市づくりのリーダーの一人でした。ユーハイム、ゴンチャ

ロフのチョコレートも美味しいです。

 

神戸の洋菓子メーカーのチョコはどこも美味しいですよ!

バレンタインデーのチョコレートは発祥の都市である神戸のチョコ

レートをプレゼントしましょう。

 

2016.1,31. 里山 歩樹