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ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【兵庫通信】―兵庫の地場産業について

今日は薄曇りの日になりました。

 

昨夜は雨が降ったようです。朝、目が覚めて雨戸を開けても、薄暗

くて、てっきり雨が降っていると思いましたが、幸い雨は止んでい

ました。昨夜も暖かい夜でした。夜中に起きて部屋の温度計を見る

と18度でした。昨日よりさらに暖かくなりました。今日は日中も

暖かくて過ごし易い日になりました。

 

ですが、太陽の日差しが入ってこないので、薄暗くて、何となく気

分が沈みがちになります。春になっても天気が悪いと気分が晴れま

せん。天気予報によると今週の木曜から、また寒くなるようです。

春になっても、寒い日が戻ってくるのが3月の特徴です。三寒四温

です。体調管理が難しい時期ですね。

 

今日7日は、瀬戸内の春を告げる風物詩「イカナゴのシンコ」漁が

解禁になって、神戸の垂水や須磨の漁港ではシンコの解禁で賑わっ

たと地元神戸新聞の夕刊で報じていました。神戸の市民にとっては

待ちに待った日です。神戸の街に本格的な春がやってきました。今

年のシンコで作った「くぎ煮」を食べるのが楽しみです。

 

ところで、先日、神戸新聞に豊岡の鞄が日本一の産地として認定さ

れたと記事がでていました。兵庫県には沢山の地場産業があります

が、その代表の一つが豊岡の鞄です。豊岡は古くから柳行李鞄の産

地として知られていました。柳行李の鞄は軽くて丈夫で海外にも輸

出されていました。その後、日本を代表する鞄の産地として発展し

てきました。「豊岡鞄」は地域商標として認定されています。

 

かなり前から豊岡は日本最大の鞄の産地だと言われていましたが、

それを証明するデータがありませんでした。この度、経済産業省

統計を整理する事により、豊岡の鞄の生産額が日本一である事が明

らかになりました。2位は東京のある区でした。3位は大阪でした。

豊岡が正式に日本一の鞄の産地として認定されたことにより、豊岡

の鞄のブランド名がさらに高まる事が期待されます。

 

私は仕事で兵庫県地場産業の振興に長年、取り組んできましたの

で、この度、豊岡が鞄のメッカとして認定されたことは大変嬉しい

ことです。豊岡の鞄は、以前は、有名なメーカーのOEM生産が中

心でした。その為、豊岡の名前は余り知られていませんでした。し

かし、日本の国内で流通している鞄の多くが豊岡製品でした。

 

近年、豊岡でも若いクリエーターが活躍してきて、独自のブランド

を起ち上げるようになってきました。今では「豊岡鞄」は高級バッ

グとして全国の百貨店でも高く評価されようになりました。私も、

仕事では豊岡の鞄を愛用していました。近年はデザインも優れた商

品が出てきました。これからは、鞄の本場の欧米にも輸出されるよ

うになるでしょう。豊岡の鞄は兵庫県地場産業を代表する産業の

一つです。

 

兵庫には、このほかにも日本一の地場産業があります。神戸長田の

神戸シューズ」も地域商標として認定されています。西脇市の先

染め織物「播州織」も地域商標として認定され、今ではフランスの

パリコレで播州織が使われるようになっています。さらに三木の金

物もドイツなどに輸出されようになっています。靴下も加古川が一

大産地です。

 

神戸は真珠の街として世界に知られています。国内のアコヤガイの

養殖真珠は神戸に集められて神戸から世界に輸出されます。震災前

は神戸が世界の真珠取引の中心でした。食では、灘の酒が日本最大

の酒どころとして有名です。陶器では丹波立杭焼がよく知られて

います。

 

私は現役の時に、兵庫の地場産業を紹介する冊子と映像を作成しま

した。冊子は「ひょうご・じばさんブックレット」の名前で発行し

ました。兵庫の地場産業の素晴らしさを、全国の百貨店などのバイ

ヤーに売る込むために作成したものです。写真は東京の新進のカメ

ラマンに依頼しました。文書は私が全て書きました。ある全国の名

鑑に取り上げられました。

 

近年、地方創生の為に、地場産業振興の重要性が再認識されるよう

になりました。地場産業は、日本のものづくりの原点です。地場産

業は日本の匠の技術、知恵、ノウハウが生かされた宝庫です。日本

の宝です。

 

ぜひ、地場産業の振興に官民挙げて取り組んでいってほしいもので

す。

日本の地場産業の素晴らしさを見直しましょう!

 

2016.3.7. 里山 歩樹