ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【神戸通信】―神戸は素通りでよいのですか

今日は、晴れました。

 

空には青い空が広がっています。青い空に白い雲が浮かんで、穏や

かな春の空が綺麗です。空気は澄んでいます。ただ、乾燥していま

す。風も強くて冷たく感じます。今日は、久しぶりの快晴の天気に

なりました。絶好の洗濯日和になりました。家内は、二階のベラン

ダに布団を干しています。天気は良いが風が冷たいと言っていまし

た。

 

久しぶりにいい天気になったので、家内が亀吉に散歩させています。

このところ、雨が続いていたので、亀吉も散歩はひさしぶりです。

家内が庭の土の上を歩かせていますが、風があって冷たいせいか、

亀吉は甲羅の中に入ったままで動こうとしません。家内が、甲羅を

叩くと、すこし歩きだしました。亀吉にとっては、今日は寒いよう

です。

 

私もガラス戸を開けて庭を覗きましたが、冷たい風が入ってきたの

で、すぐに閉めました。家内の言う通り冷たい風が吹いています。

また、冬に戻ったように感じます。お彼岸になっても、まだまだ寒

いですね。昨日はお彼岸なので、家内がおはぎを買って来てくれま

した。私は、子供の時から小豆のおはぎが大好きでした。

 

おはぎは、神戸で有名なサザエのおはぎでした。サザエの本社は西

宮にありますが、神戸の食品企業です。社長の戸島さんは、神戸JC

の理事長を務めて、神戸商工会議所の役員に就任されていました。

サザエのおはぎは、北海道の十勝平野の小豆を使っています。美味

しいおはぎです。

 

ところで、春になって、神戸港に外国船が入港してきました。先日

もアジア最大の外国客船が入港しました。なんと、全長が350メー

ター、総トン数が約17万です。まるで巨大なビルです。こんな巨

大な構造物が浮かぶのが不思議でなりませんね。乗客数は4000

人を越えます。神戸港には、これからも豪華客船の入港が予定され

ています。

 

ところが、今日の神戸新聞に気になる記事がでています。神戸港

入港した外国観光客も多くが上陸すると、バスで神戸の街を素通り

して大阪や京都に行ってしまうと報じています。観光客の9割は大

阪、京都に行くと記事に出ています。

 

私はびっくりしました。ガッカリです。神戸の皆さん、これでよい

のですか。折角、神戸に入港しながら、神戸の街を見学しないで他

の都市に行ってしまうなんて、もったいない話ですね。何とかしな

ければなりません。

 

私は、以前、このブログで地球規模の大交流時代を迎えて、神戸は

外国客船のクルージングの拠点になるべきだと述べましたが、入港

しても神戸を素通りでは意味がありません。何とか対策を考えない

といけません。これからは観光こそが成長産業です。世界的な観光

都市になることが神戸経済活性化の鍵です。

 

神戸の皆さん、神戸の総力を挙げて国際観光都市・神戸を目指して

取り組んでいきましょう。神戸には大阪や京都にない素晴らしい観

光資源があります。たとえば、街の直ぐ近くにある自然豊かな六甲

。こんな素晴らしい観光資源は大阪、京都にはありません。

 

記事によると、大阪へは大阪城に行く人が多いようです。テーマパー

クや買い物に行く人も多いでしょう。しかし城なら、世界遺産

 路城があります。兵庫県が誇る世界的な観光資源として、もっと世

界にアピールすべきです。

 

ショッピングについては、シンガポールのように世界のブランドショッ

プを旧居留地に誘致して、街全体を免税センターとして整備しては

どうでしょうか。それと忘れてならないのは、世界最大の吊り橋

明石海峡大橋」の観光資源としての活用です。吊り橋も大阪、京

都にはありません。六甲山も国際的なリゾート地として整備してほ

しですね。

 

神戸には、世界的に有名な神戸ビーフがあります。美味しい食も観

光には重要な要素です。神戸には、豊かな自然、夜景を始め綺麗な

景観、灘の酒、神戸ビーフ等の美味しい食事、ホスピタリティー等

観光の要素が全て揃っています。後は世界にいかに情報を発信して

いくかです。

 

神戸の皆さん、官民挙げて観光の振興に取り組んでいきましょう。

今がチャンスです。

 

2016.3.21. 里山 歩樹