ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
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【日常通信】―春の旬の味を堪能しました!

今日は、朝のうち晴れていましたが、すぐに雲が出てきて、雨が降

り出しました。

 

昨日の午後から雨が降りだしました。夜も雨が降る音が聞こえてき

ました。春は気候がコロコロと変わります。糸を引くような雨です。

シトシトと静かに降っています。このところよく雨が降ります。風

も強いです。植木の枝が大きく揺れています。気温は昨日と変わり

ません。雨が降っているので陽が差してきません。したがって気温

も上がりません。薄暗くて、気分も晴れません。家にいても肌寒く

感じます。

 

この時期の雨のことを「育花雨」というようです。花を育ててくれ

る雨という意味です。皆さん、ご存知でしたか。私は今日の新聞で

初めて知りました。日本語は素晴らしいですね。忘れてしまいまし

たが、この時期の雨の呼び名は外にもあるようです。自然の移ろい

を楽しむ日本人の知恵ですね。本当に大和言葉は綺麗ですね。

 

余談ですが、一人称の私の事は英語では「I」だけですが、日本語

では私、俺、我等100通りの表現があると何かに書いてある事を

思い出しました。育花雨も綺麗な表現・響きですね。こんなに綺麗

に言われると、雨も、また、よしと思います。この雨で植物や草花

は一段と成長することでしょうね。桜の開花も一段と進むでしょう。

 

今日は、この雨の中で、甲子園では選抜高校野球の試合が行われま

した。残念ながら兵庫県の明石商業が延長で惜しくも負けました。

でも8位です。立派な成績です。胸を張って明石に帰ってください。

大変、お疲れさまでした。健闘に心から拍手を送ります。今日の雨

は明石高校の涙雨になりました。きっとさらに強く成長するための

「育花雨」ですよ。高校野球は春の訪れを告げる風物詩です。

 

春になると美味しい食べ物が沢山出てきます。春の旬の食べ物を食

べると春はいいなと実感します。私は、このところ毎日のように春

の旬の食べ物を食べています。昨日はタケノコご飯を家内が作って

くれました。私の大好きな料理です。

 

以前は、春になると我が家の竹藪にいってタケノコを山ほど採って

切って、タケノコ料理を毎日のように食べたものです。毎日、食べ

ても飽きる事はありませんでした。久し振りに食べた家内のタケノ

コご飯は春の香りがしてとても美味しかったです。タケノコも大変

柔らかでした。

 

今日は昼食の時に、神戸の春の味覚「イカナゴのくぎ煮」を食べま

した。家内が神戸の実家からもらってきてくれたイカナゴくぎ煮

です。イカナゴは私の大好物です。イカナゴがあれば、他には何も

入りません。

 

頂いたイカナゴは、大き過ぎず、小さすぎず、丁度の大きさで、大

変、食べやすかったです。いい味加減でした。イカナゴは成長する

と本当の釘のように固くなることがあります。硬いくぎ煮も美味し

いですが、小さいうちに食べるのが食べやすく手いいですね。一年

ぶりに食べたイカナゴくぎ煮の味は最高でした。

 

先日は食後のデザートで桜餅と草餅を食べました。桜餅も草餅を口

に運ぶと、春の香りが漂ってきました。草餅はヨモギの香りがしま

した。ヨモギは、私が子供の頃に自宅の裏にあった畑の畔に沢山生

えていたことを思い出します。そのヨモギを採って帰ると、祖母が

ヨモギ餅を作ってくれたことを思い出します。ヨモギの青臭いが思

い出されます。

 

私は毎日果物を食べます。リンゴは欠かせません。先日からリンゴ

に加えて春の味覚、イチゴを家内が出してくれます。イチゴもいい

香りがします。イチゴも、子供の頃は裏の畑で栽培していました。

イチゴはほっておくと鳥や虫が食べるので、毎日、畑に採りに行っ

ていました。

 

家内は、旬のものを食べると体に良いとと言って、料理に旬の野菜

や果物を出してくれます。御蔭で、私は、食卓で四季を実感しなが

ら、食事を楽しむ事が出来ます。御蔭で、体調もいいです。

 

家内に感謝です。

本当にありがとう!

 

「イチゴ食べ 春の訪れを感じる 歩樹」

 

2016.3.28. 里山 歩樹