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ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【神戸通信】‐灘の酒の物語

今日も焼けるような暑い日になりました。

 

猛暑です。昨日は久しぶりに雨が降ってホッと一息ついたのに、今

日はまた猛暑に逆戻りです。今日は全く風がありません。無風です。

家の窓を全部開けても風が入ってこないので、蒸し暑くてたまりま

せん。仕方なく扇風機を付けて風を起こしています。

 

外を見ると青い空が広がっています。強い陽射しが照りつけていま

す。外に出ようとは思いません。外の景色は真夏の景色です。夏も

これからが本番です。これからさらに暑くなります。年寄りには厳

しい日がまだまだ続くものと覚悟しなければなりません。ひたすら

我慢するしかありませんね。我慢、我慢ですね。

 

部屋の中で座っていると窓から強い陽射しが差してきて顔に当たり

ます。眩しくて目が開けられません。家の中にいても顔が日焼けし

そうです。咽喉も乾きます。私は熱中症にならないように度々水を

飲むようにしています。水道水が温かくなっていました。

 

今日は日曜日でリハビリがありません。リハビリを少し休むと体が

硬くなるように思います。そこで家の中で自主リハビリをして歩く

と蒸し暑いので汗が吹きだしてきます。汗を拭きながら家の中を歩

いています。風がないのが恨めしく思います。今日は全く風があり

ません。窓際に吊るした風鈴も全く動きません。今日は典型的な夏

の天気になりました。

 

隣の家の屋根の瓦が太陽の光を受けてピカピカと光っています。瓦

が焼けているように思います。これでは家の中にいても暑くて大変

でしょうね。暑い夏は二階の部屋は暑くなります。風があるといい

のですが、風が入ってこないと蒸し風呂のようになります。暑い夏

は一階の方が過ごし易く感じます。

 

今日の新聞を読んでいると地域によっては早くも夏祭りが開催され

ているようですね。もう、今年も夏祭りの季節になったかと思うと、

時の流れの早さを感じます。今年もいつの間にか、夏祭りの時期に

なりました。少し焦りますね。私が小さな頃は、夏祭りは8月の行

事でしたが、最近はなんでも早くなりましたね。子供の頃は夏祭り

になると浴衣を着せてもらって出かけました。

 

夏祭りでは盆踊りがありますが、私は、踊りはあまり好きではあり

ませんでした。踊りより夜店でゲームをしたり、金魚すくいをした

りして遊ぶのが好きでした。屋台で綿菓子や鯛焼き、たこ焼きなど

を食べて楽しみました。ラムネやミカンスイなどの懐かしい飲み物

も売っていました。かき氷もありました。私は盆踊りより食べ物が

目当てに夏祭りに行きました。

 

「夏祭り 盆踊りより 団子かな 歩樹」

 

ところで暑い夏になると冷たいビールが飲みたくなります。夏はビー

ルが普通でしたが,最近は暑い夏にあう冷酒も開発されて夏でも清

酒を飲む人も増えてきたようです。特に近年の日本食ブームで、夏

でもよく冷えた清酒を飲む若い人が増えて来たと言われています。

美味しい和食には日本酒がよく合います。日本酒の日本一の酒どこ

ろは、灘の酒です。全国の日本酒のおよそ3割は灘の酒です。

 

ところで、灘の酒が日本一の酒どころになったのは、六甲山からの

伏流水「宮水」、兵庫県で開発された最高の酒米山田錦」、酒造

りに適した気候、熟練した技術等があったからと言われています。

灘の酒の歴史は江戸時代に遡ります。灘の酒の蔵元の多くは創業

250年以上になります。最も古い歴史を有するのは「剣菱」で創

業550年以上になります。

 

神戸港が開港して来年、150年になりますが、灘の酒の歴史はそ

の倍以上になります。まさに最も古い地場産業です。灘の酒が発展

した理由は先ほど述べた通りですが、もう一つ、大きな技術革新が

ありました。それは水車でした。六甲山から流れる住吉川などの急

流河川沿いには300近い水車小屋があったと言われています。

 

水車小屋の中では約三万もの石臼が24時間精米の為に動いていた

と言われています。人力による精米でしたので。灘の酒の水車を利

用した精米方法は正に酒造りにおける産業革命でした。神戸の灘の

酒造りは日本の最先端の酒づくりでした。水車を利用した精米も神

戸の六甲山が生んだ豊かな清流のお蔭です。「宮水」やコウベウォー

ターに加えて六甲山からの急流は酒造りの動力源でもありました。

 

灘の酒は天然の良港と言われた神戸の港から船で江戸地方に送られ

ました。灘の酒が栄えた裏には自然と最大限に活用した人の知恵と

技術がありました。昔の神戸の人の偉大さを思います。皆さんは、

暑い夏にはよく冷えた灘の酒を飲みませんか。食欲も進みますよ。

夏バテ防止にもなります。蕎麦やソーメンにも合いますよ。

 

暑い夏はよく冷えた冷酒で乾杯しましょう。

私も夕食の時に家族で冷酒を飲みましょう。

 

猛暑の夏は灘の令酒で乾杯!

 

2016.7.10. 里山 歩樹