ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【日常通信】-夏の畑仕事の思い出

今日は曇り空の天気になりました。

 

雲が空を覆って日差しが差して来ません。今日のような日の方が過

ごしやすく感じます。ところが午後からはまた、強い日差しがジリ

ジリと差してきて猛暑に逆戻りです。強い光が差してくると急に温

度が上がります。家の中で座っていても汗がだらだらと流れてきま

す。最近は夕立がありません、そろそろ一雨欲しいところです。

 

新聞によるとお盆の帰省ラッシュが始まっているようです。わが家

でも長男が久しぶりに実家に帰ってきました。隣の家でも元気な子

供の声が聞こえてきます。お盆は日本の国民の大移動の季節です。

 

お盆の季節は田舎の人口が一時的に急増します。お盆の時だけは田

舎か賑やかになります。このまま田舎に定住すれば地方が活性化す

るといつも思います。皆さん、故郷の田舎に住みましょう。そうす

れば日本も変わりますよ。

 

今日は風が吹いています。すこし風の気配が変わってきたように感

じます。秋の気配が感じられるようになりました。気のせいかも知

れませんが。リオのオリンピックもこれからは陸上競技が始まりま

す。楽しみですね。

 

今日の神戸新聞を読むと淡路島ではヒマワリの花が最盛期を持迎え

ていると伝えていました。広い場所に5万本のヒマワリが黄色い大

きな花を咲かせているようです。ヒマワリの背丈は180センチ以

上もあるようです。ヒマワリの花で周囲は黄色い絨毯のようで訪れ

た人を驚かせているようです。私は太陽に向かって花を咲かせるヒ

マワリの花が大好きです。

 

ヒマワリは太陽の光が東から西の変わるのに合わせて花の向きを回

すのでヒマワリと言うようになったようです。いい名前です。ヒマ

ワリとはよく言ったものです。淡路のヒマワリの花は直径が15セ

ンチから20センチもある大きな花です。大人の背丈以上もある大

きなヒマワリが5万本も咲くと壮観な光景でしょうね。想像するだ

けでワクワクします。

 

私は夏休みの時期になると家の裏にあった畑で毎日、水やりの仕事

をしたことを思い出します。結構広い畑でしたので、祖母がいろい

ろな季節の野菜や花を育てていました。夏はトマト、キュウリ、ナ

スビ、エンドウ豆、枝豆、サツマイモ、ジャガイモ、里芋等々、ス

イカやマッカ瓜も育てていました。イチジクや柿の木もありました。

 

夏は畑の野菜や花に水をやるのが私の仕事でした。日中は炎天下で

暑いので夕方になって陽が陰ってから畑に行って、畑の傍の小川か

ら大きな杓で水を運んで畑の野菜や花に水をやりました。広い畑な

ので、小川と畑を何回も往復しなければなりませんでした。

 

夕方でも日差しが強いので、大きな麦わら帽子を被って仕事をしま

した。毎日、水をかけていると野菜がどんどんと成長していく様子

がわかって楽しみでした。私は毎日、畑に行くのが楽しみでした。

 

畑で採れたトマトやキュウリ、ナスビは母がその日のうちに料理に

出してくれました。畑から採りたての野菜はみずみずしくて柔らか

くて絶品の味でした畑で採れた野菜は井戸の水で冷やしました。井

戸の水は暑い夏でも冷たくて驚きました。当時は冷蔵庫の変わりで

した。井戸の水に入れるとスイカもよく冷えました。

 

畑で仕事をしているとトンボや蝶々が沢山飛んでいました。夕方に

なると涼しい風が吹いてきます。小川にはメダカが沢山泳いでいま

した。ドジョウや沢蟹もいました。綺麗な水が流れていました。

 

畑にはイチジクやグミの木があったので、時々、実を採って食べな

がら畑仕事をしていました。畑はやぶ蚊が多くて困りました。広い

畑の水やりが終わると汗だくになっていました。畑の水やりは暑い

夏の私の日課になっていました。

 

毎年の楽しい仕事でした。

今となっては懐かしい思い出です。

 

「夏の日に 畑で水蒔く楽しみ 歩樹」

 

2016.8.13. 里山 歩樹