ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「栗拾いの思い出」

秋も深まって来ましたね。

秋は食欲の秋です。おいしい秋の味覚がたくさんあります。柿、ミカン、栗、等。私の好きな果物がたくさんあります。

 

私は、秋になると、子供の頃は、我が家の近くにあった、我が家の栗山に栗ひろいに行ったことを思い出します。栗山は、自宅から歩いて 1時間ぐらいのところにありました。小さな栗山ですが、山には栗の木が5~6本ありました。山の斜面に栗の木があったので、栗を探すのは大変でした。

 

我が家の栗山は、下草を刈っていないので、木から落ちる栗は雑草の中にあって、探すのには苦労しました。やっと拾った栗の中には野ウサギがかじった栗がたくさんありました。栗の木々の枝にある栗イガは、竹のサオでたたいて落としました。うまくやらないとイガ栗が頭の上に落ちてきて、大変です。

 

拾った栗を家に持って帰ると、母が、枝豆と一緒にして、栗をゆがいてくれました。まだ湯気が出ている枝豆と栗を食べたことが思い出されますね。わが家のある川西地区は、栗の産地として有名です。農家では、畑に栗の木を植えているのですが、雑草がきれいに刈られているため、栗はすぐ見つかりますので、栗拾いは簡単です。おもしろいほど、たくさんの栗がとれました。

 

畑でとった栗は、実が大きかったように思います。栗にもいろいろ種類があります。その中で一番おいしくて高級な栗は「銀よせ」と言います。銀よせは栗の王様です。粒が大きくて、あまい栗です。栗の実が黄金色をして、食べるとあまい味がします。聞くところによると、「銀よせ」は千年以上も前から育てられていて、昔は皇室に奉納されていたようです。

 

私は、母が作ってくれる栗ごはんが大好きでした。特に、赤飯の栗ごはんが大好きでした。少しごま塩をかけて食べる、栗赤飯を食べるのが楽しみでした。

 

また、栗入りの赤飯を食べたいものです。

 

2019.11.18(月曜日) 午後2時18分