ひょうご☆ふるさと~風だより。

グルメもファッションも山も海も豊かな兵庫・神戸の魅力を、里山から毎日発信します。ようこそ神戸へ!

神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
兵庫いいとこ何度もおいで♪

【神戸通信】ー「仕事納め」

今日は、はや26日です。

今年もあと5日しかありません。一年が過ぎるのはあっという間ですね。サラリーマンにとっては、明日が仕事納めの日になる人が多いと思います。小学生は、昨日が終業式の日だったようですね。私の小学生の時の終業式の日のことを思い出します。

 

終業式の日は、先生が教室でひとりひとり名前を読んで、通信簿を渡してくれました。私は先生からもらった通信簿を、おそるおそる開いて見ました。通信簿は、いつでも、すべての科目で3ばかりでした。

 

どこかひとつくらいは4か5がないかなと探しましたが、どこを見ても3ばかりです。たまに4がついているのを見つけると、図工でした。私は家に帰ると、母が通信簿を見て、どう言うかが心配でたまりませんでした。

 

母に、黙って通信簿を渡すと、母は通信簿を開けると、ニコッと笑って、「よくがんばったね!」と言ってくれました。

 

その声を聞いて、一安心でした。これで、明日から、安心して休めると思うと、大変うれしかった記憶があります。これからは、楽しい正月休みが来ると思うと、気持ちがうきうきとしました。

 

私が社会人になった頃の仕事納めは、のんびりしたものでした。朝、職場に行くと、午前はテーブルやロッカー等の掃除でした。午前中の仕事は、掃除だけでした。

午前中に掃除が終わると、上司や同僚にあいさつをして、午後には皆思い思いに、三々五々、飲みに行ったり、買い物に行ったりして、家に帰る人もいました。

 

男性は、多くはなじみの飲み屋に行く人と、近くのマージャン店に行って、マージャンをする人に分かれました。私はあまりアルコールが強くないので、マージャン派でした。職場近くのマージャン店に行くと、どこも満員であることが多かったと記憶します。

 

当時はどの組織でも、仕事納めの日の午後は、自由に過ごすのが普通でした。のどかな時代でしたが、いつの時期からか、仕事納めでも、定時の5時まで、普段通り仕事をするのが普通になりました。規則規則で、世知辛い社会になりました。

 

定時まで働くのは当然のことで、それ以前の方が間違っていたとは思いますが、以前はすべてにおおまかで、おおらかな社会でした。昔のことを知っている私には、今の社会は、ギスギスして、住みにくい社会になったと感じますね。

 

皆様は、昔と今ではどちらがよいと思われますか。

 

今日は、私にとっては、リハビリの納めの日です。この一年間、なんとか無事にリハビリをすることができました。これも、家族やスタッフの方々のご支援のおかげです。感謝感謝です。ありがとうございました。

 

私は、今日のリハビリが終わると、一緒にリハビリをしてきたリハビリ仲間の人に年末のあいさつをしました。スタッフの方々に一年間の支援のお礼と、「よいお年を迎えて下さい。」と言って、リハビリから帰ってきました。

 

おかげで、この一年間無事に過ごすことができました。家族、スタッフの皆様に心からお礼を申し上げます。

 

本当にありがとうございました。

 新年もよろしくお願い致します。

 

2019.12.26.(木曜日)午後2時25分

里山 歩樹(藪野 正昭)