ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「成人の日」

今日は成人の日。

私が20才のときのことを思い出そうとしましたが、あまり記憶がありません。成人の日だからといって特別なことをした覚えがありません。

 

私が20才のときは母校の関西学院商学部の学生でした。私は、大学生の自由な生活が楽しくて、青春を謳歌していました。私は関西学院に入学するのが夢でした。

 

私のいとこも関西学院に入学していたこともあり、大学に入るなら、私学なら関西学院と思っていました。そのため入学試験では、経済学部、商学部、法学部の3学部を受験しました。

 

第一志望は経済学部でした。ところが経済学部の入学試験に遅刻してしまい、30分近くも遅れてしまいました。第一限目の科目は数学でした。

 

数学は私のもっとも苦手な科目でした。遅刻したせいかどうかはわかりませんが、数学の出来が悪くて、経済学部は見事に不合格でした。

 

私は大学では経済学の勉強がしたかったので、商学部に入っても、経済学の授業ばかり受講していました。

 

私は大学を卒業しても、民間エコノミストになりたいと思っていました。もしくは大学院に入って、経済学の研究者になろうかどうか悩んでいました。

 

20才の頃は、大学生活を謳歌していました。私の人生でもっとも楽しいときでした。大学で経済学の勉強と、友人とマージャンなどで遊んだり、カフェでいつまでも話し込んだりして楽しい学生生活を過ごしていました。

 

大学生活が充実していたので、20才の成人の日のことはほとんど記憶にありません。亡き母が、たしか赤飯をつくって祝ってくれたことはかすかに記憶しています。

 

私は、20才になって、はじめてタバコを吸ったところ、タバコを吸うと頭がくらくらして倒れそうになりました。なぜタバコなんかを吸うのか疑問に思いました。これ以来、私はタバコが嫌いになりました。

 

学生生活で一番記憶に残っているのは、気心の合った友達と、全国を旅行に回ったことです。安い周遊券を買って、国鉄の鈍行に乗って行って、全国を旅行して回りました。

 

当時は、大きなリュックをかついで、列車や駅舎の中で寝泊まりしながらの旅行でした。学生でお金がないので、旅館やホテルに泊ることはできませんでしたが、楽しい旅行でした。

 

当時は、私達のような大きなリュックを背負って旅行する若者をカニ族と言っていました。私の成人の日の頃は、青春真っ盛りの時代で、人生でもっとも楽しい時期だったと思います。今思い返しても、なつかしいですね。

 

私が記憶している成人の日といえば、娘が成人の日を迎えたときのことです。娘が成人の日に、きれいな晴れ着を着たときです。娘の晴れ着姿があまりにきれいだったので、私は見とれてしまいました。

 

娘が一気にきれいな女性になったように感じて、感無量でした。娘がきれいな晴れ着を着て、我が家の日本間に立っている姿は、あまりにきれいなので見とれてしまいました。

 

亡き母は、娘の晴れ着姿を見て、「わー、きれいね。女の子は、きれいでよいね!!」と言って喜んでいました。

 

息子もいましたが、確か受験の時期に重なっていたので、息子の成人の日のときのことは覚えていませんが、息子はこの年に、見事に念願の東北大学工学部に入学してくれました。

 

今日は成人の日。私の遠い遠い昔の成人の日のことを思い出してなつかしくなりました。

 

今日、成人の日を迎えた若い人に、私の好きな言葉を送ります。あのチャップリンの有名な言葉です。

 

「人生に必要なのは勇気と想像力とわずかなお金。」

 

若い人には、いろんなことに勇気を持って挑戦してもらいたいですね。

 

 

2020.1.13.(月曜日) 午前11時45分

里山 歩樹 (藪野 正昭)