神戸の春の風物詩です。神戸の街では、中国の方がたくさん住んでいました。この関係で、中央区の南京町には中国の方が物販や飲食店などたくさん営業しています。
この南京町一帯は、神戸の観光スポットとして全国から多くの人がやってきます。春節祭の時期は、本場・中国から多くの中国の方が訪れてきます。南京町の春節祭には、中国の方が龍おどりや獅子舞などを繰り広げ、大変にぎやかになります。
私は現役の時には、毎回参加していました。この祭りは、春と秋の2回開催されます。南京町には、豚まんで有名な老祥記や神戸コロッケの店もあります。
南京町には、修学旅行生がよく訪れてきて、南京町でちまきや豚まんやなどを食べながら街あるきを楽しんでいる姿がよく見られます。
今春の春節祭では、中国の新型肺炎の影響がおそれられています。このため、南京町の店では、アルコールやマスクを配って、感染防止に努めていると伝えられています。
この春節祭には、私は家族を連れて見学に行った記憶があります。獅子舞に噛まれると元気に暮らせると言われていましたので、連れて行った子供たちを獅子舞の大きな口の中に頭を入れたことが思い出されます。
春節祭のセレモニーや獅子舞などの演目が終わると、関係者だけ、南京町にあるレストランで食事会が開催され、おいしい中華料理をごちそうになったことが記憶にあります。さすがに本場中国の人の作る中華料理の味は最高でした。
今年の春節祭に内外から多くの人々が集まり、新型肺炎の影響もなく、無事に、盛大に開催されることを心から祈ります。
2020.1.24.(金曜日)午前11時5分
里山 歩樹 (藪野 正昭)