ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「育児休暇」

最近、小泉環境大臣の育児休暇が話題になっています。

賛否両論あるようですが、私は、賛成ですね。

 

政治家であろうと、どんな職業の人であろうと、育児には、男女関係なく共同で担当すべきです。私は育児ほど大事な仕事はないと思います。なぜ小泉大臣が育児休暇を取ることが、そんなに大きく取り上げられるのか、よくわかりません。

 

以前、テレビのニュースを観ていると、ヨーロッパの国では、女性の首相が出産して、1年間の育児休暇を取ると出ていたように記憶します。また、ある国では、閣僚が長い育児休暇を取ったり、国会に、子供を抱いて出席したと伝えていました。

 

特にヨーロッパの国とくらべると、日本は遅れていますね。ひとりの大臣が育児休暇を取るというだけで、大きな問題になるのですからね。まだまだ後進国ですね。

 

しかし、私のことを思い出すと、子供の育児は、家内任せだったように思います。私は仕事にかまけて、妻に任せきりだったと今ごろ反省しています。家内は一人で大変だったと思いますね。

 

私が手伝ったただひとつのことは、入浴のときに、私が子供を抱いて、風呂に入ったことです。子供の肌はやわらかくて、すべすべしているので、あるとき、私は娘を間違って、湯船に落としてしまったことがありました。

 

そのときは、慌てました。慌てて娘を抱き上げると、娘はびっくりして、泣きだしました。それ以来、私が娘を抱いて風呂に入れようとすると、娘は恐れて、泣きだしました。

 

私の育児としては、その程度でした。あとはすべて家内に任せきりでした。幸い、当時は、我が家のマンションの近くに妻の母が暮らしていたので、義母がよく我が家のマンションに来て、家内を助けてくれていました。

 

私は仕事で夜遅く帰る日が多かったので、家内は育児で大変だったと思いますね。

 

私が子供の頃は、子育ては、親だけでなく近所の親せきや、町内の人々が、育児を手伝ってくれたと聞いていました。子供は、社会の宝でした。そのため、地域の人が、一緒になって、子供の世話をしてくれたと聞きます。

 

私は、よく、親せきのおばの母乳をもらったようです。当時は、それが普通でした。子供は、地域や社会全体の宝。みんなで子どもを育てる習慣がありました。そのために、どの家も子供が3~5人もいました。

 

どの家に行っても、子供でにぎやかだったように思いますね。そのためか育児休暇がなくても、子育ては、できました。今は残念ながら、近所づきあいが希薄になりました。

 

子育ては、自然と母親ひとりですることになって、母親がひとりでガンバルことになります。子供は社会全体、地域全体の宝だという意識がなくなりましたね。残念なことです。

 

もう一度、昔のように、社会、地域全体で育児をする雰囲気や、環境ができると、ずいぶんと社会がよくなると思いますね。大臣が育児休暇を取っても当たり前で、話題にならないような社会に早くなってほしいですね。

 

子供は社会全体の宝です。

社会全体で子どもを育てる環境をもう一度取り戻しましょう。

 

育児休暇を取って、子供の育児に参加しましょう!!

 

 

2020.1.26.(土曜日) 午後12時01分

里山 歩樹 (藪野 正昭)