ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「立春」

昨日は立春でした。

暦の上では春です。早いものですね。ついこのあいだ正月を祝ったと思っていたら、いつのまにか春です。

 

新聞を読んでいると、各地から春の訪れの記事が出ています。昨日の神戸新聞によると、神戸の市街地の街路樹では、モクレンのこぶしができている姿が、あちこちの市街地で観られるとのことでした。

 

一昨日、リハビリに行くため、玄関を出ると、植木鉢に植えた小さな梅の木に、白い花が5つも咲いていました。たしか、先週見たときは、花は3つだけだったはずです。

 

春が近くなったので梅の花も増えてきました。県内の梅林は、梅の花が、今週後半から満開になるようです。

 

今日の朝、家内が雨戸と障子を開けてくれると、明るい陽光が、家の中に射してきました。陽光の明かりが強く感じました。歩いて、日の当たるところに行くと、あたたかい光が体にここちよく感じました。明らかにこれまでの陽光とは違っています。

 

春の陽光です。私は、陽光を受けて、ひなたぼっこをしていると、私が子供の頃に、昔の古い家の縁側で、ひなたぼっこをしたことを思い出しました。

 

立春が過ぎると、太陽の陽射しが急に、あたたかくなって、よく縁側に座って、ひなたぼっこをしました。ガラス戸ごしに入ってくる春の光はあたたかくて、うとうとして、眠ってしまうことがよくありました。

 

ガラスごしに、外の景色をながめていると、庭に植えたいろいろな春の花が、きれいな花を咲かせています。じっと庭の花を見ていると、どこからかひらひらと蝶々が飛んできました。

 

もんしろちょうやもんきちょうなど、いろいろな蝶が飛んできて、春の花びらにとまって、蜜を吸っている姿が見えました。また、すずめがたくさん飛んできて、庭の中でえさを食べている光景がよくありました。

 

私は、蝶やすずめの姿を見ていると、時間を忘れて、いつまでも、縁側で座って外の光景をながめていました。その頃は、時間がゆっくりと流れていました。今は、残念ながら、昔のようにのんびりと時間の流れを楽しむことが少なくなりましたね。

 

そういえば、最近は、蝶やすずめを見ることがなくなりましたね。昔は、近くの田畑で遊んでいると、いろいろな蝶々が、いたるところに飛んでいました。すずめは、電線の上に、列をなして並んでとまっていました。

 

家の屋根から、すずめの、「チュンチュン」と鳴く鳴き声がいたるところから聞こえてきました。すずめは、広場や田畑のいたるところに、群がっていました。

 

あんなにたくさんいたすずめはいったいどこに行ったのでしょうか。不思議ですね。これも気候変動のせいかと思うと、この先どうなるのか不安になりますね。

 

先日の節分の日には、家内が、巻きずしと、豆を買ってきてくれました。夕食では、西南西の方角を向いて、恵方巻を食べました。また、イワシも食べました。イワシは大きく太ったイワシで大変おいしいイワシでした。

 

今年の節分はひさしぶりに家族そろって、節分を祝うことができました。節分が来ると立春です。立春になったと思うと、なぜか、太陽の光が明るくなってきたように感じます。家から入ってくる明るい光を見ると、気持ちも明るくなりますね。

 

しかし、油断はできません。立春になっても、しばらくは、三寒四温の日が続きます。昔は、2月に入るとよく雪が降りました。2月の受験シーズンに雪の中を、すべりながら出かけたことを思い出します。

 

立春になったからといえ、これからが一番寒くなる時期です。その通り、今日は、今年一番の寒さで、各地では今年はじめて、雪が降ったと伝えられています。

 

もう、しばらくは、我慢して、立春の時期を楽しみながら過ごしましょう。昔のように、縁側で、早春の時期を、ひなたぼっこをして過ごしたいですね。

 

今年も、もう春です。

春は今もうそこまで来ていましょう。

 

新型肺炎やインフルエンザに気をつけて、春がくるのを待ちましょう。

 

 

2020.2.5.(水曜日) 午後12時5分

里山 歩樹 (藪野 正昭)