春らんまん。
今日は青空が見える、よい天気になりました。気温も、4月ぐらいの暖かさです。このままあたたかくなると助かりますね。
しかし、年によっては、3月下旬になってきてから冬に戻って、雪が降ることもありますので、油断はできません。
先日、リハビリに出かけたとき、ポラリスのスタッフの方が、うぐいすの鳴き声を聞いたと言っていました。3月も中頃になると、うぐいすの「ホーホケキョー!」という鳴き声が聞こえてきても不思議ではありませんね。
例年、この時期になると、我が家の庭にもうぐいすがやってきて、かわいい鳴き声が聞こえてきます。
今年は、まだ聞こえてきませんが、うぐいすは我が家の庭にも、すでにやってきているのかもしれません。ガラス戸を閉めていることが多いので、私に聞こえないだけかもしれませんね。
例年、我が家の庭にある植木に止まっては、きれいなさえずり声を聞かせてくれています。面白いもので、例年、うぐいすの鳴き声が違って聞こえます。
うぐいすにも、高音がきれいなうぐいすや、低音が得意なうぐいすがいます。うぐいすにも歌のうまいうぐいすと歌が下手なうぐいすがいるようですね。
うぐいすの中にも、私と同じで、歌うことが下手なうぐいすもいるなと思うと、おかしくなりますね。
今年は、春から、コロナ報道に振り回されて、うぐいすの綺麗な鳴き声を聞く余裕をなくしていましたが、これからはできるだけ家にいるときは、耳をすましてうぐいすの鳴き声が聞こえないか気をつけます。
我が家のある団地は昔は山林でしたので、今でも、団地のあちこちに森や大きな池が残っています。そのためか、春になると、我が家の小さな庭にもいろいろな野鳥がやってきます。
ヒヨやメジロ、ホオジロ、ヤマガラなど、小鳥がやってきては庭の植木に止まって休んでいることがよくあります。私は以前は家の中から、双眼鏡で家の野鳥をながめるのが楽しみでした。
私はときどき、庭に出ては、植木にリンゴやみかんの皮などをつるして、野鳥のエサにしてやりました。ときには、小さな器に水を入れて、水遊びができるようにしてやりました。
小鳥は植木の枝につけたリンゴの皮を喜んで食べていました。うぐいすもやってきて、綺麗な鳴き声を聞かせてくれました。
うぐいすの「ホーホケッキョ!」という鳴き声が聞こえると、遠くの方から、それに答えるように別のうぐいすの鳴き声が聞こえてきました。
自宅の近くの公園には、大きな桜の木があり、桜の開花の季節には、絶好の桜の花見の公園でした。その公園に行くと、あちこちから、うぐいすの鳴き声が聞こえてきます。
公園の近くには大きな池があって、池の周りは雑木林となっていて、そこは、昔からうぐいすなどの住みかになっていました。このため、今でも池の近くまで行くと、うぐいすの鳴き声があちこちから聞こえてきます。
その中には、うぐいすの「谷渡り」の鳴き声が聞こえてきます。あちこちからうぐいすの鳴き声が聞こえて合唱のようです。
「ホーホケキョ、ホケキョホケキョホケキョーー」
この時期はうぐいすも、恋の季節のようですね。団地の周りの林からは、あちこちからうぐいすのきれいなさえずりが聞こえてきました。
野鳥のさえずりは、どんな野鳥でもかわいくて心が癒されますが、うぐいすの鳴き声の美しさは、格別ですね。今年も、もうすぐすると我が家の庭にも、うぐいすが訪れてきて、美しい鳴き声を聞かせてくれることでしょう。
楽しみに待ちましょう。
「ホーホケキョー!!」
2020.3.9.(月曜日)午後12時50分
里山 歩樹 (藪野 正昭)