ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「ふるさとの思い出」

今日は、快晴。

初夏を思わせるほど陽光が明るく、強い太陽の光が家々の屋根の瓦や自動車のフロントガラスをピカピカと光らせています。

 

今日はまだ3月中旬なのに、外の風景を見ると初夏を思わせるように強い光がサンサンと落ちてきます。

 

私は、今日の明るい初夏のような光景をながめていると、よく、自宅の近くにある猪名川に行って魚釣りをしたことを思い出しました。

 

ふるさとの楽しい思い出はいろいろありますが、その一つが、猪名川に行って、魚釣りをしたことですね。私は初夏や秋などの気候のよいときは、よく家族を誘って遊びに出かけました。

 

猪名川は、川西の有名な神社「多田神社」の前を流れている川です。猪名川は、昔は清流がとうとうと流れている川で、アユ釣りで有名でした。初夏になると、アユ釣りをするために、遠くから多くの釣り人が猪名川に来ていました。

 

猪名川でのアユ釣りは、友釣りです。アユを釣るためには、許可がいりました。釣り人は、みんな大きな釣り竿で、川の中まで入って、アユの友釣りを楽しんでいました。

 

私はアユを釣ることはできません。主に釣る魚は、フナでした。釣り方は、1cmほどある釣り針に、丸いダンゴをつけて、川の中にほり込む投げ釣りです。釣り竿の先には、鈴をつけて釣りました。フナが釣れると、鈴が鳴ります。

 

鈴がなって竿を上げると、大きなフナが釣れていることがありました。フナは、銀フナが多かったように思います。大きいフナでは15~20cmもありました。

 

ときどきはナマズが釣れることもありました。ナマズは、大きくて、釣り上げるのが大変でした。ナマズはぬるぬるして、針から外すのが大変でした。私はナマズはすぐに川に帰してやりました。

 

私が猪名川で魚釣りをして一番大物は、白いコイでした。コイの大きさは50cm~60cmもありました。釣り上げるのに5分以上かかりました。

 

竿を引き上げることができないので、釣り糸を引きずって、川から上げました。釣ったコイは、片手では持てないので、両手を使って、抱き上げて、引き上げました。

 

猪名川ではコイもいました。赤いコイ、白いコイが泳いでいるのが見えました。魚釣りで釣ったコイやフナは、全部、川に帰してやりました。

 

猪名川は、昔は清流が流れて、アユ釣りの名所でした。その当時は、釣れた魚は食べることができましたが、上流に大きなダムができてからは、川の水も汚れて、魚は食べることができなくなりました。

 

私は、猪名川に行くときは、家族でよく行きました。ときには川のそばで、バーベキューを作って楽しんだこともあります。水がきれいなときは、子供達と一緒に泳いだこともありました。

 

子供達は、バーベキューをしたり、魚釣りをすることがうれしくて、大変喜んでいました。川で食べるバーベキューやおにぎりの味は最高でした。おにぎりは、家内が自宅で作って持ってきてくれました。

 

私達は川岸の石の上に座って、おにぎりを食べ、冷えたビールをよく飲みました。猪名川で飲むビールの味は最高でした。家内が作ってくれたおにぎりの味も最高でした。

 

子供達は、川岸でバーベキューを食べるのが楽しくて、たまらないようでした。フナなどの魚が釣れると大喜びでした。川で魚を釣っていると時間を忘れてしまいます。いつのまにか、夕方近くになっていることがありました。

 

ふるさと川西の思い出はほかにもたくさんあります。今回はその中から猪名川での魚釣りの話をしました。

 

また、ふるさと川西の楽しい思い出や自慢話をブログで紹介したいと考えています。

 

ふるさと川西での魚釣りの懐かしい思い出でした。

 

 

2020.3.12.(木曜日)午後3時

里山 歩樹 (藪野 正昭)