ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【兵庫通信】ー「ふるさと川西のこと」

私は兵庫県川西市で暮らしています。

生まれたのも育ったのも、川西です。今も川西で暮らしています。

 

したがって、川西は我が人生のすべてを過ごしている土地ですので、川西については、特別な思いがあります。毎日新聞を読んでいますが、いつも川西のことが記事に出ていないか気を付けて見ています。

 

川西はその多くは山と田畑で占められれています。したがって私は川西のことを想うとふるさとの山や田畑のことが思い浮かびます。

 

私は小さい子供のときから、川西の山と田畑の自然の中で育ってきました。川西の山といえば、妙見山が思い浮かびます。

 

私は休みの日には、家族と一緒に妙見山に遊びに行きました。妙見山へは、ケーブルとリフトに乗って、山頂の妙見山のお寺に行くことができます。

 

妙見山には日蓮宗の大きな本山があります。いつ行っても、多くの信者の方がお参りに来られています。

 

妙見山は、昔は日蓮宗の修行の場と言われていました。山頂には樹齢数百年の大きな杉やヒノキの大木があります。大木は、直径が1m近くあるものもあります。

 

ケーブルの山頂駅の近くには、クッキングセンターがあり、キャンプをすることができます。クッキングセンターでは、バーベキューを楽しむことができます。

 

夏休みの時期には、多くの若い人がバーベキューをして遊んだり、キャンプをしています。私達は、家族でクッキングセンターに行って、バーベキューをよくしました。

 

ケーブルで山頂駅に着くと、空気がつめたく感じます。夏は涼しくて、気持ちよく感じます。

 

妙見山の周りの山は、日本一の里山として知られています。今でも、昔ながらの里山が広がっています。

 

妙見山の周りには、山ばかり。そのふもとには、田んぼが棚田になって見ることができます。私が小さい子供の頃に見たふるさとのなつかしい風景が、そこでは今でも見ることができます。

 

妙見山里山では、今も、くぬぎで炭火を作っているところがあります。昔は、この周りでは炭焼きがたくさん行われていました。ここで作った炭は「菊炭」と呼ばれていました。

 

切った断面が菊の花のように見えるので「菊炭」と言われていました。川西の里山で生産される「菊炭」は茶席に欠かせない炭として、全国に販売されています。

 

昔は、池田の市場まで持って行って販売されていたので、池田炭として知られていたようです。菊炭を作る家は今では一件になっています。

 

妙見山里山では、栗拾いが有名です。妙見山でとれる栗は「 銀寄せ」と言われて、栗の中でも最高級の栗として売られています。銀寄せは、1000年も前から生産され、朝廷に献上されていたそうです。

 

能勢の里山と菊炭とそこでとれる銀寄せの栗は、我が川西の誇りです。

 

川西の誇りはまだまだありますが、今日は妙見山のことを紹介しました。

皆様もぜひ一度川西の妙見山に来てください。

 

 

2020.3.18.(水曜日)午前11時5分

里山 歩樹 (藪野 正昭)