ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「春の里山へワラビをとりに行く」

今日は、2カ月に一回の定期健診の日です。

10時過ぎに家を出て病院に行くつもりでした。そのため今日も、早く目が覚めてしまいました。

 

目が覚めて、時計を見ると6時でした。まだ少し時間があるので、トイレに行ってから、もう一度ベッドに戻って眠りました。8時には起きる必要があります。

 

ところが、目が覚めると9時近くになっていました。よく眠っていました。最近は、よく眠るようになりました。春眠暁を覚えずです。あわてて洗面所に行って、ヒゲをそり、顔を洗いました。

 

そして、急いで食堂に行って、朝食をとりました。今日も、弟が車で迎えにきてくれました。病院に行くときは弟が毎回迎えにきてくれます。

 

車に乗るため、玄関のドアを開けて外に出ると、すずしい風が吹いてきます。さわやかな風でした。車窓から近くの公園の桜の木を見ましたが、桜の花はまだ開花していませんでした。

 

今日も青空が広がる春らしいおだやかな日となりました。ときどき吹いてくる風が心地よく感じます。外の空気はすっかり春です。

 

病院では、主治医の先生の診察を受けましたが、特に変化がないということでしたので、安心して帰ってきました。病院に行く途中、車窓から遠くにある山をながめました。その方向には、我が家の小さな山があります。

 

その里山には、自宅から歩けば約30分程度で行くことができました。山は大きく広い山ですが、我が家の山はその一角にあります。

 

里山の頂上には、大きな鉄塔が建っています。その鉄塔の周りが我が家の山でした。鉄塔の周りの木々が切られているので、草むらの中にはよく日が当たるのでよくワラビがとれました。

 

私は春になると、一週間に一回は里山に行ってワラビとりをするのが楽しみでした。我が家の山からは遠くの街がよく見えました。遠くにある飛行場から飛行機が空高く飛んでいくのがよく見えました。

 

遠くをながめれば、大阪の街の建物などもよく見えました。我が家の里山の周りは、山ばかりです。遠い山々をながめていると、よい景色で心がおだやかになるように感じました。

 

ワラビは草むらの中にあるので、探すのが大変ですが、私はどこに行けばワラビがあるかわかっているので、すぐにワラビを見つけることができます。

 

里山で育ったワラビは太くてやわらかいワラビです。私はワラビをとりながら、里山の中を散策するのが好きでした。

 

里山の中を歩いていると、木々の中を風が通っていく音が聞こえてきます。ここちよい音です。木々のあいだからは小鳥のさえずりが聞こえてきます。その中には、ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴く声も聞こえてきます。

 

木々の間を見回すと、小さな鳥が木々の間を群れをなして、飛び回っているのが見えます。小鳥の名前はわかりませんが、おそらく、メジロホオジロの仲間でしょう。

 

「チーチィーチー」とかわいいさえずりをしながら、木々の間を楽しそうに飛び回っています。小鳥の中には、キツツキの仲間が、大きな木をくちばしでつついている音もしました。

 

里山は1時間ほど探すとワラビがたくさんとれます。私はとれたワラビをビニール袋の中に入れて、家に持って帰るのが習慣でした。私はワラビの入った味噌汁が大好きです。

 

持って帰ったワラビは、ワラビは、すぐにアク抜きをして食べます。我が家では家内も家族全員がワラビが好きで、私が里山からワラビを持って帰ると大変喜んでくれました。

 

今年も今頃、ワラビがたくさん生えていることでしょう。

 

我が家の里山でのワラビとりは、春の楽しい思い出です。

 

 

2020.3.26.(木曜日)午後12時40分

里山 歩樹(藪野 正昭)