ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「神戸のゴールデンウィーク」

今年もはや5月になります。

今年もゴールデンウィークが始まります。今年は、コロナ対策で、ゴールデンウィークの期間での外出自粛が呼びかけられています。

 

今年のゴールデンウィークはさびしく、厳しいウィークになりそうです。しかし、今年は我慢の年です。皆、力を合わせて頑張りましょう。

 

今は、日本人の力が確かめられています。世界が日本を見ています。お互いに協力して、この国難を乗り越えましょう。

 

私が現役時代のことを思い出すと、ゴールデンウィークの期間中は、ほとんど出勤していました。あまり休んだ記憶がありません。

 

5月のゴールデンウィークは、いろいろなイベントが神戸市内で開催される時期でした。ゴールデンウィークはかえって忙しい時期でした。従って、ゴールデンウィークについては、あまりよい記憶がありません。

 

ゴールデンウィーク中に家族と一緒に旅行したり、行楽に出かけた記憶はあまりありません。私は神戸の経済団体に勤めていましたので、ゴールデンウィーク中に開催されるさまざまなイベントに出席する必要がありました。

 

イベントに出席すると、挨拶やいろいろな仕事をする必要がありました。そのため、毎日、朝早く起きて、背広を着て、出かけました。

 

イベントでは普段会わない人がたくさん来られていますので、大変緊張しました。特にいろいろなイベントで挨拶をしたり、表彰したりする仕事には大変緊張しました。

 

このように、ゴールデンウィークは、一年の中でも、特に忙しい時期でした。いろいろなイベントや表彰式がゴールデンウィークに開催されました。

 

イベントでは、経済団体を代表して、挨拶をすることが多かったので緊張しました。私は人前でしゃべるのが苦手なので、団体を代表しての挨拶には、本当に困りました。

 

表彰式では、必ず兵庫県代表、神戸市代表に続いて神戸の経済団体を代表して、挨拶を依頼されることが多くありました。ときによっては、兵庫県からは知事と議長、神戸市からは市長、市議会議長が出席されていることがあります。

 

そのような方々の挨拶のあとに、私が経済団体としての挨拶をすることがたびたびありました。知事や市長に続いての挨拶にも大変気をつかいました。緊張して足がふるえることがありました。

 

私は仕事の中では、挨拶が一番苦手でした。思い出すと今でも、冷や汗が出てくるように感じます。仕事とはいえ、つらい仕事でした。経済団体のトップは忙しいので、私が代理で挨拶をする機会もたびたびありました。

 

あらかじめ、代読用の挨拶を用意していましたが、その挨拶文をうまく読むことができずに、困ったことが思い出されます。5月の連休は、ゴールデンウィークは私にとってはつらいブラックウィークであったことが多かったと思います。

 

5月の連休期間は、日本では、もっとも過ごしやすい季節です。様々な花が咲き乱れ、燃えるような新緑が美しい季節です。私は5月の新緑の季節が、日本の季節で一番好きでした。

 

その新緑の時期に、毎日きゅうくつな背広とネクタイを着て、仕事に出かける自分が、情けなく感じることもありました。

 

5月の連休中に、神戸市内の百貨店に行くと、どこの百貨店でも、人がいっぱいでにぎわっていました。催し会場では、いろいろなイベントが開催されていました。

 

ゴールデンウィーク期間中は、神戸市内の都心は、商店街に行くと大勢の人出でにぎわっていました。歩くのが困るほどにぎわっていました。

 

ゴールデンウィーク中の神戸の街はたくさんの人が集まって、大変にぎやかでした。食事をしようとして、飲食店に行っても、どこの店も満員で困ったことがあります。

 

ところが、今年はコロナ問題で、ゴールデンウィーク中も、どこの百貨店も休業しているようです。今年のゴールデンウィークの神戸の街は人がいなくて、死んだような街になりそうです。

 

このまま行けば、都市が死んでしまいます。

 

何とか早くコロナがおさまることを切に願います。

 

 

2020.4.24.(金曜日)午後1時

里山 歩樹 (藪野 正昭)