緊急事態宣言が延長されることになりました。
５月６日までの予定で始まった緊急事態宣言でしたが、１カ月すればコロナ感染も収まると期待していましたが、いまだに感染が広まっています。
残念ですが、このままの状態では、とても緊急事態宣言をやめることにはいきません。延長もやむを得ないと思います。
政府はあさっての４日に延長を正式に発表するようですが、なぜそれまで待つ必要があるのか、私には理解できません。これまでの政府のコロナ対策は、全てに後手後手で遅すぎます。
今の政府には危機に望んでの決断力が決定的に欠けています。これまでと同じような対策をしていては、たとえ１カ月延長しても、事態は変わらないと思います。補正予算の成立も遅すぎました。
またその予算の実行にも時間を取られています。国民の現場に政府の支援が届くには、まだ時間がかかりそうです。
日本政府のお役所仕事の遅さには、イライラさせられますね！政府は今の事態の深刻さがわかっているのでしょうか。
経済の現場では、休業を避けられない企業が悲鳴を上げています。このままではコロナ倒産が続出するでしょう。失業者も増えていくと予想されます。いろいろなところに影響が広がっています。
その中には、アルバイトができなくなったり、親が失業したため、学費や生活費を得ることができなくなっている学生がたくさんいます。このままでは大学や学校を辞めざるを得ない若者が続出します。
政府はこのような弱者に対する支援を一刻も早く実施するべきです。マスクなどに時間をとっている段階ではありません。重要なのは、一にスピード、二にスピードです。
そして、今回のコロナ問題の対策では長期間を要します。政府も長期の対策に覚悟を決めて、全力をあげて取り組んでいく必要があります。
特に、医療現場が緊急事態宣言の延長に耐えられるように、その支援に全力をあげて取り組んでいくべきです。
医療現場が崩壊すると、緊急事態宣言の延長も失敗に終わることが心配されます。ともかく、医療現場の支援に全力で取り組んでいくべきです。
マスク、防護服、手袋、人工呼吸器などの医療物資は充分に行きわたるように総力をあげて取り組んでいくべきです。そして、医療現場に従事する人々のケアにも万全の支援が必要です。
それから、マスコミの報道ではパチンコなどが休業に従わないため、大勢の人が集まっているとのこと。この緊急事態には、国民が協力することが何よりも重要です。パチンコ店の経営者も休業に協力してほしいですね。
そして、私たち国民も外出を自粛して、パチンコに行くのをやめましょう。今は、子供達も学校に行けなくて、自宅で頑張っています。
大人も、子供に負けないように、パチンコに行くのをもうしばらく我慢しよう！お客さんが来なければパチンコ店も自然と自粛するでしょう。
今は、子供も、高齢者も、学生も、サラリーマンも、すべての人が、コロナと戦うため、頑張っています。緊急事態宣言がいつまで延長するかわかりませんが、一日でも早く緊急事態を終わらせないと、日本経済が大変なことになります。
アメリカでは失業率が１５％以上にも増えているとのこと。日本でも緊急事態が長引けば、倒産や失業が激増して、大変なことになる恐れがあります。
今は、日本の国民全員が協力し、一刻も早く緊急事態を終わらせることが求められています。そのために、あと少し、頑張りましょう。外出の自粛に、もう少し頑張りましょう。
今国民が一番望んでいるのはコロナの治療薬とワクチンの開発です。治療薬ができれば国民の不安もなくなります。ところが、今回の補正予算を見ても、治療薬やワクチンの開発への予算が見当たりません。
政府のマスク２枚の支給に４６６億円もの経費をかけているのに、肝心のワクチンや治療薬の開発にはあまり予算をつけているようには思えません。
今政府がやるべきことは、日本の官民企業が一致協力して、ワクチンと治療薬の開発に国の総力をあげて取り組むことです。
そのためには、数千億の思い切った予算をかけるべきだと思いますが、政府は今何をしているのでしょうか。これまでの政府の取り組みは、ピント外れです。さらに、後手後手です。
政府も一日も早く治療薬とワクチンの開発に総力を挙げて取り組む体制を整えて、世界に先駆けて、ワクチンと治療薬の開発を進め、日本国民はもちろん世界に貢献してほしいものです。
皆様もう少し頑張りましょう！！
２０２０．５．２．（土曜日）午前１１時４５分
里山 歩樹 （藪野 正昭）
