今年も暑い日が多くなりました。
暑くなると冷たい飲み物が欲しくなります。私はコーヒーが好きで、毎日、コーヒーを飲んでいます。
コーヒーは普通はホットコーヒーが多いですが、暑くなるとアイスコーヒーが飲みたくなります。
昨日のリハビリの時にも、ティータイムの時にいつもホットコーヒーを飲んでいましたが、昨日は気温が上がって暑く感じたので、スタッフの人にアイスコーヒーを注文したら、今はまだアイスコーヒーはありませんとのことでした。
アイスコーヒーは6月頃から始まるようです。私は、以前はコーヒーは必ず、ホットコーヒーをブラックで飲むようにしていました。
私は暑い夏でもホットコーヒーを飲むようにしていました。暑い夏でもホットコーヒーを飲むと疲れた体に良いように感じて、必ず、ホットコーヒーを飲んでいました。
それが本当のコーヒーの飲み方だと思い込んでいました。暑い夏に熱いホットコーヒーを飲むと疲れが取れるように感じました。
ところが、あるとき神戸の有名なコーヒー会社の社長とカフェでコーヒーを飲もうとしましたところ、その社長はアイスコーヒーを注文されました。
私は驚いて、その社長に、コーヒーはホットコーヒーがおいしいのではないですかと聞くと、その社長は笑いながら、
「暑い夏にはアイスコーヒーを、甘いシロップをたっぷり入れて飲むのが私は好きです。シロップとミルクをたっぷり入れて、アイスコーヒーを飲むと、とてもおいしいですよ。」
と言われました。それ以来、私は夏になると、アイスコーヒーを飲むようになりました。
神戸はコーヒー文化の街ですので、神戸には有名なコーヒー会社があります。神戸市民は、コーヒーについては一家言あります。
神戸の人は、コーヒーはホットでブラックで飲む人が多いように、私は勝手に思い込んでいました。コーヒーは、ホットでブラックで飲むのが正しい飲み方だと思い込んでいました。
アイスコーヒーは、正しい飲み方ではないと思い込んでいましたが、コーヒー会社の社長がアイスコーヒーにシロップとミルクをたっぷり入れて、おいしそうに飲んでおられる姿を見て、私はコーヒーに対する考え方が変わりました。
暑い夏には、氷が入ったアイスコーヒーに、シロップとミルクをいっぱい入れて飲むアイスコーヒーがおいしいと思うようになりました。
私は夏には、氷が入ったガラスのコップを、「カラカラ」と音をさせて、氷を混ぜながら、アイスコーヒーを飲むのが好きになりました。
そして、夏には、よく冷やした缶コーヒーもよく飲みました。神戸の有名なコーヒーメーカー「UCC上島珈琲」の缶コーヒー「ミルクコーヒー」は特に有名です。
UCC上島珈琲は世界で初めて缶コーヒーを開発した会社として知られています。その缶コーヒー「ミルクコーヒー」はそれまでの販売数がギネスに記録されています。
私もよく上島珈琲の「ミルクコーヒー」を自動販売機で買って飲みました。私は、コーヒーが大好きで、現役のときには、1日に3回はコーヒーを飲んでいました。
仕事で出かけると、必ず喫茶店を探して、コーヒーを飲むのが楽しみでした。出張で全国の都市に行ったときも、UCC上島珈琲の喫茶店を見つけると、必ずコーヒーを飲みに行っていました。
普通はホットコーヒーを注文しましたが、夏ではアイスコーヒーを飲むこともありました。私が学生の頃はアイスコーヒーとは言わず「レイコ」と言っていました。
ところが、東京などに行って「レイコ」を注文してもよくわからないようです。そして、あらためて「アイスコーヒー」と言い直した記憶があります。
最近はアイスコーヒーも、自宅で飲めるようにパックなどに入ったおいしいコーヒーが販売されています。私は、現役のときはペットボトルに入ったアイスコーヒーを買って自宅でよく飲んでいました。
夏になるとよく冷えたアイスコーヒーにさらに氷を入れて、「カラカラ」と氷をかき混ぜながら飲むコーヒーが大変おいしいと思いました。氷をかき混ぜる「カラカラ」と言う音が心地よく感じました。
神戸はコーヒー文化の街です。夏に、神戸のおいしいアイスコーヒーを飲みに、神戸の有名な喫茶店に行ったときのことが思い出されます。
暑い夏に飲んだ冷たいアイスコーヒーの味は最高でした。
皆様も神戸の街でアイスコーヒーをご賞味ください。
2020.5.8.(金曜日)午前11時25分
里山 歩樹 (藪野 正昭)