ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「プロ野球の開幕」

昨日、緊急事態宣言が全国で解除されたことを受けて、プロ野球の6月中旬の開催が決まりました。

 

私は今年はオリンピックも延期になったことで、今年のプロ野球は開催できないとあきらめていました。まだまだ色々と課題はありますが、とりあえずプロ野球の開催が決まったことは、良かったと思います。

 

私は子供の頃から、プロ野球の観戦をするのが毎日楽しみでした。私は子供の頃は、スポーツと言えば大相撲と、プロ野球しかありませんでした。

 

私は、好きなものは「大鵬、巨人、卵焼き」と言われていた世代です。私は毎年、春のプロ野球の開幕を待ちわびていました。ほぼ毎日、テレビで野球を観戦していました。

 

私は、子供の頃から、なぜか巨人ファンでした。その中でも長嶋選手が大好きでした。長嶋選手は、子供の頃の私の憧れの存在でした。私は子供の頃は、長嶋選手のようにプロ野球の選手になることを夢見ていました。

 

そして、毎日家の近くの広場に行って、バットの素振りをしていました。私は巨人ファンでしたが、巨人というより長嶋さんのファンでした。巨人が負けても、長嶋さんが活躍すれば大満足でした。

 

私は社会人になっても、プロ野球観戦が最大の楽しみでした。サラリーマンになってからも、仕事から帰ると、毎日プロ野球のナイターを観るのが最大の楽しみでした。

 

私は、いつも、家で食事をしながらテレビでナイターを観戦するのが最大の楽しみでした。巨人が勝って長嶋さんが活躍すると1日の疲れも吹っ飛びました。

 

私は、今年、プロ野球が中止になれば、これから秋まで何を楽しみに過ごそうかと、思案していました。ところが、6月中旬にプロ野球の開幕が決まり、ホッとしました。

 

聞くところによると、開幕後しばらくは、無観客試合になるようですが、贅沢は言えません。プロ野球の試合を観ることができるだけでOKです。

 

無観客試合だと少し、寂しく感じますが、私達はすでに相撲で、無観客を経験しています。無観客の相撲では、音だけが鮮明に聞こえてきて、迫力の音で、相撲の素晴らしさをあらためて知ることができました。

 

プロ野球も無観客でもボールがバットに当たる音や、ボールがキャッチャーミットに当たる音等が鮮明に聞こえてきて、これまでとは違うプロ野球の素晴らしさを経験することができると思います。

 

セ・リーグの今年の開幕戦は巨人ー阪神戦とのことです。私は子供の頃から、巨人ファンでしたが、私が勤めていた職場は神戸にありましたので、職場の仲間はほとんどが阪神ファンでした。職場では阪神が負けたときは野球の話はタブーでした。

 

我が家では家内と娘が応援するチームが違います。娘は巨人ファン、家内は阪神ファンです。巨人ー阪神戦の時は、どちらを応援すべきか気をつかいます。

 

私は阪神については特別の思い出があります。それは、阪神セ・リーグで優勝したときです。

 

そのときに、兵庫・神戸で阪神の優勝パレードを開催することになりました。ところが、私はその優勝パレードの担当になり、パレードに必要な多額の資金を集めることになりました。

 

神戸市内の企業や阪神ファンを対象に寄付金を募集しました。そして、パレードの開催にも協力することになりました。私は子供の頃から巨人ファンです。

 

それなのに、巨人のライバルである阪神の優勝パレードを担当することになりました。当初、私は担当を外してもらいたいと考えていましたが、業務命令には逆らえません。

 

やむなく私は部下と一緒になって資金集めやパレードの準備に力を尽くしました。私の部下も巨人ファンでしたので、今回の仕事は屈辱だと言っていました。

 

当時の阪神の監督は星野さんでした。その星野監督をはじめ阪神の選手を神戸のホテルオークラに迎えて、祝賀パーティーとパレードを開催しました。

 

パレードには神戸の三宮のフラワーロード等の市街地に、びっくりするような阪神ファンで、街中が人々であふれました。幸い当日の天気も良く、無事にパレードを開催することができました。

 

私はそのとき阪神ファンの熱烈さを改めて実感しました。私はその時のパレード以来、巨人とともに、阪神も応援するようになりました。

 

今年も6月になるとプロ野球を観戦できます。これまでと同じように、夜、家で家族と一緒に、食事をしながら、よく冷えたビールを飲み、プロ野球を観戦することができると、大変楽しみです。

 

コロナがこのまま収束して、プロ野球を以前と同じように観戦できる日が一日も早く来ることを心から願います。

 

プロ野球開幕、バンザイ!!」

 

 

2020.5.26.(火曜日)午後2時

里山 歩樹 (藪野 正昭)