昨日、夕食の後に、デザートでスイカを食べました。
今年初めてのスイカです。まだ5月なのに、もうスイカが出ているのに驚きました。
昨日、スイカを食べていると、子どものときに田舎の家の縁側で食べたスイカのことを思い出しました。私は子供の頃、スイカは必ず自宅の縁側に座って食べた記憶があります。スイカは、我が家の裏にあった畑で育ったスイカでした。
私が子供の頃は、冷蔵庫などがありませんので、スイカは井戸水で冷やしました。夏でも井戸から吸い上げた水は、大変冷たい水でした。その水をたらいに入れて、そこに、畑からとってきたスイカやキューリなどの野菜を冷やしました。
井戸水で1時間ほどするとよく冷えて、おいしくなりました。私は井戸水で冷やしたスイカを縁側に持って行って、包丁で切って、家族全員がそろって、スイカを食べました。
当時は、スイカを食べるときはよく塩をつけて食べました。塩をつけたスイカを食べるとスイカが余計に甘く感じました。
自宅の畑からとってきたスイカはジューシーで甘いスイカでした。スイカは普通は赤い色をしていますが、中には、黄色いスイカもありました。暑い夏によく冷えたスイカを食べると、暑い夏も忘れるような感じがしました。
私の子供の頃は、スイカは夏の食べものの王様でした。自宅の畑でつくったスイカの味は最高でした。自宅の畑でつくったスイカはやわらかくて、皮はお漬物にして、食べることができました。
自宅の畑では、スイカとともにマッカもつくっていました。私はマッカも大好きでした。よく畑に行って、マッカをとってきた食べたものです。
私はスイカのことを考えると、子供の頃に、自宅の縁側で、夕涼みをしながら、スイカを食べた思い出があります。スイカは私の子供の頃は、夏の食べものでした。スイカは暑い7月か8月しか食べることができませんでした。
ところが、今は、5月になると、スーパーに行くとスイカが売られています。今は冷蔵庫があるので、簡単にスイカを冷やして食べることができます。便利な時代になりました。しかし、何か季節感がなくなってきたように感じますね。
昨日食べたスイカは、1年ぶりのスイカでした。5月にスイカを食べるとは思いませんでしたが、おいしい、ジューシーなスイカでした。
家内が買ってくれたようですが、聞くと九州の熊本のスイカだと言っていました。これからはスイカの季節になります。また、しばらくはスイカを食べることができると考えると楽しみです。
家内に感謝ですね。
ありがとう!
2020.5.30.(土曜日)午前11時25分
里山 歩樹 (藪野 正昭)