ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「夏まつりの思い出」

今日も暑い日になりました。

新聞によると、各地では早くも夏まつりが開催されていると記事に出ていました。早いものですね。今年も夏まつりが開催される時期になりました。

 

私が暮らしている川西では、昔は7月になると、近くの神社で夏まつりが開催されました。私の子供の頃は、何か楽しいイベントと言えば、神社で開催される夏まつりだったように思います。

 

私は子供の頃、夏まつりには、母が作ってくれた浴衣を着て近くの神社に行きました。浴衣と下駄が、夏まつりのときの習慣でした。そして、うちわを必ず持って行きました。

 

神社に行くと、夜になると、夜店がたくさん出ていました。私は子供心に、神社の夏まつりに行くとわくわくしたものです。夜店では「金魚すくい」、「輪投げ」などを楽しみました。「ヨーヨー釣り」もありました。

 

夜店の中には、私の大好きな「綿菓子」などがありました。私は、必ず「たい焼き」、「綿菓子」を買って帰りました。金魚すくい」も必ずしました。当時は、自分ですくった金魚は持って帰ることができました。

 

私は自分ですくった赤い金魚をビニールの袋に入れて、家に持って帰って、ガラスの水槽に入れて飼っていました。水槽には水草を入れてやりました。夜店でもらった金魚は、何カ月も生きて、どんどん大きくなっていくのが楽しみでした。

 

私は輪投げが好きでした。輪投げでうまく賞品を取ると、持って帰ることができました。夜店で人気があったのは、射撃ですね。コルクの玉が的に当たると賞品として持って帰ることができました。

 

食べものとしては、綿菓子の他にも、ポップコーンも売っていました。リンゴアメも売っていました。私は、甘いリンゴアメが好きでした。食べながら、家に帰りました。

 

夜店の中には風鈴や、お面を売っているところもありました。私が子供の頃は、夏まつりの夜店は、楽しい広場でした。夏まつりのちょうちんには、ロウソクの灯がつけられていました。

 

夏まつりに行くと、友達もたくさん来ていました。みんなかわいい浴衣を着て、下駄をはいていました。女の子はかわいい浴衣を着て大変楽しそうでした。

 

友達も金魚すくいにヨーヨー釣りに夢中になっていました。私は、自分で釣ったヨーヨーを家に持って帰りました。子供の時はヨーヨーがカラフルできれいと思いました。

 

夏まつりに近くの神社に行くと、夜遅くまで友達と遊びました。暑い夏でも神社の境内に入ると涼しい風が吹いてきて、ちょうどよい夕涼みになりました。神社の境内からはセミの鳴き声が聞こえてきました。

 

夏まつりのときは、神社の周りだけがちょうちんで明るくなっていました。夏まつりには村の人がたくさん来ていました。みんな楽しそうな顔をしていました。大人の人は、お酒を飲んで、赤い顔をしている人もしました。

 

夏まつりの日には、どの家も、ごちそうを作ってくれました。我が家でも、親がごちそうを作ってくれました。そして、必ず、よく冷えたスイカを食べました。

 

今は昔のような夏まつりをすることは少なくなりました。夏まつりを開催しても、私の子どものときのように、いろいろな夜店が出ることはなくなりました。

 

夏の楽しい夜も、今では、なくなってきました。私の子供の頃のような夏まつりが懐かしく思います。夏まつりは夏の風物詩でした。

 

今は昔のようににぎやかな夏まつりが少なくなって、風情がなくなりました。

寂しいですね。

 

以前のようなにぎやかな夏まつりに、もう一度行きたいものですね。

 

 

2020.6.16.(火曜日)午後2時

里山 歩樹(藪野 正昭)