ひょうご☆ふるさと~風だより。

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神戸の産業振興と経済活性化に40年以上尽くした経験を活かし、
里山歩樹が兵庫の里山から元気に発信します。
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【日常通信】―神戸の街に行ってきました

今日は、春らしい穏やかな日になりました。

 

上を見上げれば青い空が広がっています。明るい陽射しが部屋の中

まで入ってきます。太陽の光が強くなったと感じます。気温も昨日

より高くなりました。新聞の記事によると4月中旬並みの暖かさの

ようです。寒さもようやく、峠を越したようです。春の訪れを告げ

るニュースが各地から聞こえるようになりました。

 

播磨灘の春の訪れを告げるイカナゴシンコ漁が七日に解禁になり

ます。今年は例年より十日程遅くなったようです。各地から梅の開

花の報告が伝わってきます。私が暮らす兵庫県の川西地方でも猪名

川に川岸にネコヤナギの白い綿帽子の姿が見られるようになったよ

うです。ネコヤナギは春の風物詩です。

 

子供の頃に、近くの小川の傍に、ネコヤナギが白い綿帽子が芽を出

して、その枝に綺麗な野鳥がとまっている姿をよく見かけました。

子供ながらには春がやってきたと感じました。小川の清らかなせせ

らぎと白いネコヤナギ。小鳥の囀りの風景が早春の景色として今も

思い出されます。田舎の穏やか早春の風景です。今もせせらぎの清

らかな水の音と小鳥の囀りが聞こえてきそうです。

 

我が家の庭に、先日、今年初めてウグイスがやってきました。私は

残念ながらその時は聞く事が出来なかったのですが、娘がウグイス

の谷渡りの鳴き声を聞いたと言っていました。この住宅地はもとも

と山であったところなので、今も周囲は山に囲まれています。春に

なるといろいろな小鳥が山から住宅地に降りてきます。

 

家の近くには大きな池があって、池の周辺の林が野鳥の棲みかになっ

ています。以前から、ウグイスの谷渡りの鳴き声がよく聞こえまし

た。残念ながら、私は聞き逃しましたが、我が家にも春を告げるウ

グイスが来たと娘から聞いて、春が来たと実感しました。さらに、

家内が、先日ツバメの姿を見たと言っていました。いよいよ春だと

思いました。

 

今日はストーブが要らない暖かい日になりました。正に春ウララの

良い天気になりました。春がやっとやってきました。花粉もやって

きましたが、我慢しましょう。先日病院に行くときに山の方を見る

と花粉が飛んで、霞がかかっているように見えました。これも春の

訪れを告げる景色です。春が来た証だと考えて我慢するしかありま

せんね。

 

ところで、私は先日、ちょうど一年ぶりに神戸の街に行ってきまし

た。家内の誕生日と義母の米寿の祝いを兼ねて、久しぶりに神戸の

店に食事に行ってきました。昨年も3月1日に出かけましたので、

神戸の街に行くのは丁度一年ぶりでした。店は、三宮にある「西村

」です。今のシーズンはカニ料理と肉料理がありますが、昨年と

同じようにカニ料理を食べました。

 

西村屋は城崎にある有名な旅館「西村旅館」の方が経営されている

店です。店の中には生け簀があって、城崎から直送した大きなマツ

バガニが動いています。その生きたマツバガニを料理して出しても

らえるので絶品の味です。料理はカニ尽くしでした。松葉カニのお

作り、焼きガニ、カニのしゃぶしゃぶ、カニの茶碗蒸し、カニの寿

司、まさにカニ三昧です。堪能しました。

 

アルコールもビール、兵庫・丹波の銘酒、神戸の赤ワインを順番に

飲みました。カニ料理とお酒がよく合ってとても美味しく頂きまし

た。態々、西村社長も挨拶に来ていただき恐縮しました。その上に

家内には、誕生日のお祝いに花束をプレゼントしてもらいました。

家内は感激していました。店長さん、副店長さんも挨拶に来ていた

だきました。最高のおもてなしをして頂き、義母、家内、娘も感激

していました。私も一年ぶりに神戸の街の雰囲気を感じました。

 

ただ、西村社長のお話で、神戸の人口が減って、福岡に抜かれた事、

観光客が増えていない事。外国観光客が折角、神戸に泊まっても大

阪や京都に行ってしまうことなどの事情を聴いて神戸の元気のなさ

が気になりました。

 

今年は神戸空港開港10年の記念すべき年です。来年は神戸港開港

150年になります。この秋からは神戸を舞台にしたNHKの朝ド

ラが放映されます。神戸の街が震災前の賑わいを取り戻す事を期待

したいですね。

 

神戸は、これからは観光の振興に全力で取り組んでいくべきだと思

います。

国際観光都市・神戸を目指して、頑張れ!

 

2016.3.4. 里山 歩樹