ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「夏山のハイキング」

今年も夏本番になりました。

毎日、暑い日が続きます。私は熱中症にならないように、こまめに水分をとるように心がけています。

 

今年も早いもので、もうすぐ、盆がやってきますね。盆が来ると急に、風が変わってきて、秋の気配が感じられるようになります。私は、若いときは夏も盆が過ぎる頃になると、近くの山へよくハイキングに行きました。

 

私か暮らしている川西の周りには、ハイキングに適している山がたくさんありました。私の家から30分ほどの里山にも、よくハイキングに出かけました。

 

ハイキングに出かけるときは、帽子をかぶって、リュックサックをかついで登山靴をはいて出かけました。出かけるときは、山登り用のステッキを持って出かけました。

 

暑い夏でも、山の中に入ると風が涼しく感じました。林の中に入ると、涼しい風が吹いてきました。風が林の中を通ってくる音が聞こえてきました。

 

私は山に入ると、谷川に下りて行って、タオルに谷川の清らかな水をひたして、冷たいタオルを首に巻いて体を冷やしました。谷川の水は、夏でも冷たく感じます。谷川で濡らしたタオルを首に巻くととても気持ちよくなりました。

 

谷川の中を見ると、きれいな川魚が勢いよく泳いでいるのが見えました。魚の名前はわかりませんが、おそらくヤマメではないかと思います。魚のほかにも、カニも歩いていました。

 

私は里山に行くと、よく谷川のそばの岩に座って休みました。谷川の水は清らかで、手ですくって飲んでもおいしく感じました。谷川の水を飲むと元気が出るように感じました。

 

夏山のハイキングに出かけると、昆虫採集に来ている人が昆虫をとっている姿がありました。川西の山々は、昆虫の宝庫として知られていました。珍しい昆虫をとるため、遠くから人がやってきました。

 

特に能勢の山々に行けば、珍しいチョウがとれるので有名でした。天然記念物のチョウもいるようです。私の友人も、よく能勢の山に珍しいチョウを求めてやって来ていました。

 

夏山の中に入ると、あちこちから小鳥のさえずりが聞こえてきました。時々キジの甲高い鳴き声が聞こえてくるところがありました。

 

深い森林の中に入ると、林の間を通る風の音が「ザワーザワーザワー」と聞こえてきました。私は、その林の中を通る風の音を聞くのが好きでした。その風の音を聞くと、心が癒されるように感じました。

 

夏山の林は、枝がしげっているので、小鳥の姿は見えません。鳥の姿は見せませんが、かわいいさえずりだけが聞こえてきます。小鳥のさえずりの声を聞くと、心が癒されるように感じました。

 

山の中の谷川に下りていくと、カワセミなどのきれいな鳥が水浴びをしている姿を見ることができました。私は谷川のそばで、座って、持って行ったコップで谷川の水をすくって飲みました。谷川の水を飲むと冷たくておいしい水でした。

 

私は谷川の岩に座って、家から持って行ったおにぎりを食べるのが習慣でした。家から持って行ったおにぎりの味は格別でした。

 

夏山の森の中を歩いていると、時々シカなどの野生動物に出合うこともありました。夏山に行くと、珍しいチョウや動物がいました。私もそのような昆虫をよくとって家に持ち帰ったものです。

 

夏山のハイキングでは、涼しい風に吹かれながらのハイキングでした。夏山の中は、暑い夏でも気温が下がっていて、風があって、過ごしやすい環境になっています。

 

暑い夏の里山は、涼しい別世界のようなところでした。夏山のハイキングは、私の元気なときの夏の一番の楽しみでした。

 

夏山の中にいると涼しい風が吹いてきたり、冷たい谷川が流れていたり、小鳥の鳴き声が聞こえてきたり、大変美しい自然に囲まれて、気分もリラックスして、元気が出るように感じました。

 

私は夏の里山に行くと、大きく深呼吸をして、何回もおいしい空気を、体のすみずみまで吸い込みました。深呼吸をすると、体のすみずみまで、森の空気が体の中に行きわたっていくように感じました。

 

今年も夏山のハイキングには絶好のシーズンになりました。

私は夏になると、若いときによく夏山の中へハイキングに行ったことが思い出されます。

 

夏山のハイキングのことが、なつかしく思い出されます。

 

 

2020.8.5.(水曜日)午前11時

里山 歩樹 (藪野 正昭)