ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【兵庫通信】ー「兵庫・淡路の線香」

今年ももうすぐお盆になります。

お盆の日は、お墓や家の仏壇で、線香をつけて、先祖の人々をお迎えするのが日本の習慣です。

 

私も元気なときは、お墓参りに行ったときや自宅でお盆の祭りをしたときは、線香をつけて先祖の人々を迎えました。私は線香の香りが子供の時から好きでした。線香の香りをかぐとなぜか心が安らかになりました。

 

線香には、アロマ効果があると言われています。ところで、皆様は線香はどこで生産されているかご存知ですか。

 

日本の線香の多くは、兵庫県の淡路島で生産されています。淡路は日本一の線香どころです。淡路の線香はいい香りがする高級線香として知られています。

 

線香にはいろいろあって、煙が出て煙たくなる線香もあります。一方、線香をつけても、煙が少なくて、いい香りがする線香があります。高級な線香は、何千円もします。

 

淡路の線香は高級なブランド線香として知られています。私はお盆の時になると、いつも神戸のそごう百貨店の6階にある「ひょうごふるさと館」に行って、淡路の線香を買っていました。

 

お盆はお坊さんが自宅に来て、線香をつけられるといい香りがするので、お坊さんも「よい線香ですね!」といつも言っておられました。

 

私は現役の時に兵庫県地場産業の振興に携わってきましたので、その時に淡路は線香で日本一の産地だと知って驚いたことがあります。淡路島と言えば、淡路瓦が有名ですが、線香も、隠れた有力地場産業として有名です。

 

私は昔、仕事で海外のクリエーターやデザイナーの人を淡路に案内したことがありますが、その時、欧米の若いクリエーターの人から、淡路の瓦と線香の生産現場を見て、その技術と製品の素晴らしさと美しさに感動したと聞いたことがあります。

 

その中でも、淡路の線香の香りが癒し効果があると驚いていました。今では、海外で、淡路の線香がアロマ用品として利用されていると聞いたことがあります。

 

欧米の家の中で、線香をつけて香りを楽しむ人が増えていると聞いたことがあります。淡路の線香は、最近はカラフルな線香ができています。

 

アロマ効果があるので、自宅で線香をつけて楽しむ若い人が出てきていると聞きます。線香は何百年も歴史がありますが、その長い歴史を誇る線香も、近年は新しい使い方が開発されて注目されるようになっています。

 

また、ローソクも日本のローソクには、兵庫県の西宮市で今も昔ながらの日本の和ローソクを生産している会社があります。その和ローソクも、海外で注目されていると聞きます。

 

ローソクはすべて自然の原料で作られていますので、煙が少なくて、よい香りがします。お盆に欠かせない線香とローソクの多くは兵庫県で生産されています。私はお盆になると、淡路の線香のことを思い出します。

 

皆様は、線香が兵庫県の淡路で生産されていることはご存知でしたか。淡路の線香は、高級線香として生産されています。

 

皆さんが使っておられる線香も、兵庫県の線香だと思いますよ。

淡路の線香は香りがよいのでアロマ効果があります。

 

ぜひ線香は淡路の線香を使ってみてください。

 

 

2020.8.9.(日曜日)午後12時10分

里山 歩樹 (藪野 正昭)