ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【日常通信】ー「友への電話」

今日は、暇で退屈していたので、ひさしぶりに大学時代の友人の携帯電話へかけた。

友人からは、昨日私が気がつかないときに、電話してくれたようでした。

 

友人は、和歌山でインテリア用品企業を経営しており、今も現役の社長として頑張っています。聞くところによると、東京や中国へも事業を展開しているらしく、今も現役で頑張っています。

 

私の友人で今も現役で頑張っているのは彼だけです。事業の方は、コロナで大変なようですが、今日電話をして話をきいても、「何とかやっている!」とのこと。

 

彼は今は72才。私より3カ月ほど年下ですが、元気な声を聞くと、こちらも元気をもらうような気がします。不思議なもので、お互い年齢を重ねて、髪も薄くなり、白髪が増えたはずですが、声はいつまでも昔のままで少しも変わりません。

 

彼の声は大学の時と同じ声でした。彼の元気な声を聞くと、もう何十年も前の、関西学院大学で話をした時のことを懐かしく思い出されます。

 

あの頃は私達にとって青春のど真ん中。人生で一番楽しい時期でした。彼は大学生の時から、和歌山便弁で親しく話しかけてくれて、私にとっては最も忘れられない友人の一人です。

 

ゼミも同じで彼の結婚式の時は、ゼミの先生と和歌山まで行って結婚式に出席したことが懐かしく思い出されます。彼は友達の中では最も早く結婚しました。結婚式ではゼミの恩師が挨拶をされたことが思い出されます。

 

彼は子供には恵まれて、今も和歌山で、子供さんと一緒に事業をしているようです。娘さんの一人は、同じ関西学院出身でした。東京に行って今もキャリアウーマンとして頑張っておられるようです。

 

友人は、いつも和歌山の果物を送ってくれて、何かにつけて、私のことを気遣ってくれる、やさしい友人です。

 

私は和歌山の友と話をすると、年のことを忘れてしまって、学生時代に戻ったような気分になって、つい、いろいろと話をしてしまいます。

 

友とは数年前に、彼の車に乗せてもらって、関西学院大学に40年ぶりに行ったことがあります。大学のキャンパスや校舎は昔のままでした。

 

その時、一緒に同窓会をしたひとりがいました。彼は名古屋に住んでいました。その時はわざわざ西宮まで来てくれて、和歌山の友人と名古屋の友人と私の3人だけの同窓会をしました。もちろんその時は家内と娘も同席してくれました。

 

残念ながら、名古屋の友人は、昨年、亡くなりました。彼は以前から糖尿病を患っていましたので、それが原因で亡くなったようです。

 

名古屋の友人とはよく議論をしました。その彼が亡くなったことはとても悲しく思います。和歌山の友人と話をしていた時、名古屋の友人のことが話題になりました。

 

彼は、亡くなる時に、散骨するよう娘さんに言い残して亡くなったようです。散骨をされたので、位牌やお墓はないとのことです。名古屋の友人らしい亡くなり方だと思いました。

 

この歳になると、かつての知人も亡くなる人が増えてきました。その中で和歌山の友人のように、今も現役で頑張っている友人は少なくなりました。

 

頑張っている友人の声を聞くと、私もまだまだ頑張らないとと思いますね。

今日はひさしぶりに友人の元気な話を聞くことができて、最高の日になりました。

 

「和歌山の友人に感謝ですね。」

 

 

2020.8.19.(水曜日)午後12時15分

里山 歩樹 (藪野 正昭)