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【日常通信】ー「自民党総裁選挙について」

安倍総理が突然辞任を表明したことを受けて、政治では次の総理をめぐって大騒ぎです。

私も次の総理に誰がなるか大変関心があります。

 

ところが、最近の新聞を読んでいると、次の総理となる自民党の総裁を広く党員が参加せずに一部の長老議員だけで決めてしまう動きが目立っています。まるで古い自民党に戻ったような感じがします。

 

新しい総理を一部の長老議員の思惑だけで決めてしまうことはあってはなりません。なぜ広く党員を巻きこんで選挙をしないのか私には理解できません。

 

今日の新聞を読めば、自民党の有力な五大派閥が菅氏支持で一致したとのことです。この五大派閥だけで自民党議員の過半数を上回りますので、もう次期総裁は菅氏に決まったと言えましょう。

 

私は五大派閥のトップの年令を考えてみると、いずれも80才前半の老人ばかり。その老人が次の総理の総裁を決めてしまうようなことは認められません。

 

新聞を読むとすでに、菅内閣になったときのポスト争いが発生しているとのこと。80才以上の一部の長老だけで総裁を決めて、自民党の将来はどうなるのでしょうか。

 

このたびの選挙戦に立候補されている人は、いずれも立派な人だと思いますが、その3人の年令を見ると、菅氏はすでに70才、石破氏、岸田氏は63才でした。

 

河野氏や野田氏など若手の議員の立候補が期待されていましたが、いずれも、派閥の事情で立候補を断念したとのこと。派閥の意向が優先されて若い人が立候補を断念するようなことは、あってはなりません。

 

このようなことを続けていたら、自民党は古い昔のオールド自民党に帰って、国民から見離れてしまいます。若ければよいとは言いませんが、立候補したい人は、誰でも、いつでも立候補できる政治であるべきです。

 

私は今回の騒動をながめていると、二階幹事長をはじめ、高齢、長老議員が自民党と日本の政治を支配している光景を見て、日本の政治の将来に大きな不安を禁じえません。

 

自民党も国民政党としてこれからも国民の支持を得ていきたいと考えると、かつての古い長老支配の政治を一日も早くやめるべきです。日本の政治は世論の流れから遅れてしまっているように感じます。

 

日本でも若い議員や女性議員が堂々と立候補できるようになってもらいたいです。

「長老支配の政治はもういりません!」

 

私はぜひ、選挙では立候補の政策討論を見たいと思います。派閥議員数の数合わせでなくて、あくまでも政策で次の総裁を決めてもらいたいと思います。

 

「次の総裁は広く政策議論の中から選びましょう!」

 

 

2020.9.2.(水)午前11時40分

里山 歩樹 (藪野 正昭)