ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「気候変動について」

昨日テレビのニュースを見ていて、驚いたのは、アメリカのカリフォルニアの山火事が今も続いているとのこと。

 

これまで喪失した山の面積は東京都全体の7倍にも及ぶとのことです。しかも、もう火災が発生してから半年近くたつのに、いまだに収まる気配がないとのこと。一体この山火事はどこまで広がるのか心配になります。

 

大火災については、近年、世界各地で続出しています。昨年はオーストラリア、そして、ブラジルで大火災が発生し、広大な山の緑がなくなりました。

 

なぜ近年になって、こんなに大火災が多いのか。その原因としては温暖化の進化が第一の原因と言われています。

 

CO2が増えて、温暖化が進み、気候変動が進化して、大火災がいたるところに発生しています。日本もいつ、大火災が発生するかも知れません。ひとたび火災が発生すると、温暖化のために、またたく間に火災が広がっていきます。

 

今日コロナが大きな問題になっていますが、大火災が発生すると、コロナどころではなくなります。そのコロナも、その原因の一つに、温暖化があると言われています。

 

人間がたくさんのCO2を出して、温暖化を進化させ、そしてそのために、山火事やコロナのようなウイルスが発生したと言われています。

 

そこで気になるのは、我が国の温暖化対策ですね。世界では温暖化対策を進めるために、脱CO2社会への取り組みを進めています。脱CO2のために、欧米諸国では火力発電所の全廃を進めています。

 

ところが、我が日本ではいまだに火力発電所を新設しています。日本はかつて、気候変動に対する取り組みでは世界のトップを走っていましたが、いつのまにか、温暖化対策では後進国になってしまいました。

 

私は現役のときに、京都で開催されたCOP3をうけて、地球環境にやさしい企業活動のためのキャンペーンを展開したことがあります。そのときは、日本は温暖化対策では世界の先頭を走っていました。省エネルックがはやったのも、そのときです。

 

ところが今や日本の温暖化対策は世界でもっとも遅れていて、世界各国から批判されています。石炭火力発電所も今でも新設を認めています。今でも新設の石炭火力発電所を認めているのは先進国では日本ぐらいです。

 

私は長く神戸で働いていたので、神戸で新しく石炭火力発電所が2つも建設されることになっているのが大変気になります。

 

神戸での新設の石炭火力発電所は、神戸の市街地のすぐ近くに建設されることになっています。神戸の中心市街地のすぐ近くにCO2を大量発生する石炭火力発電所を建設していいのでしょうか。

 

私は神戸の街が大好きで、石炭火力発電所の建設で、神戸のクリーンなイメージが失われるのではないかと心配しています。

 

神戸の街にはCO2を大量発生する石炭火力発電所はいりません。

 

神戸では、風力発電バイオマス発電、太陽光発電などの再生可能エネルギーで街のエネルギーをまかなってほしいですね。

 

「神戸の街でもう一度、地球にやさしい街づくりを進めましょう!」

 

 

2020.9.27.(日曜日)午前11時35分

里山 歩樹 (藪野 正昭)