ひょうご☆ふるさと~風だより。

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【神戸通信】ー「神戸港でのクルージング再開」

行楽の秋には、神戸港に豪華客船のクルージング船がひさしぶりに寄港するようになりました。

 

神戸港は以前から欧米の豪華客船が多数寄港していましたが、コロナ問題によって今年に入ってからは、神戸港に寄港する豪華クルージング船が来なくなっていました。

 

ところが、コロナ後はじめて、この秋になって、飛鳥Ⅱ日本丸の豪華客船が神戸港に寄港するようになりました。

 

飛鳥も、日本丸も国内のクルージング船ですがこれを機会に、以前のように外国の豪華客船が神戸港に寄港するようになるのではないかと期待されています。神戸はもともと神戸港を中心に発展してきた街です。

 

神戸港が衰退すると、神戸の全体が元気がなくなります。神戸の街の発展には、神戸港なくては考えられません。以前には神戸港はもっとも多くの外国船が停泊する港でした。かつては1位が横浜、2位が神戸港でした。

 

その当時は春や秋の行楽シーズンになると、神戸港にはたくさんの外国客船が寄港しました。私たち神戸の人は、よくその外国の豪華客船を見学に出かけました。

 

外国船が港に寄港すると、神戸の街中には外国の観光客が街中を散歩する光景がよくありました。神戸はもともと国際都市でしたが、外国船が入港したときは、多くの外国人が街中を散歩していて、神戸の国際性が一層目立ちました。

 

ところが、近年は、インバウンド客が中国をはじめアジアの国からたくさん訪れるようになりましたが、観光クルージング船の寄港は九州や沖縄の港に奪われていました。

 

九州の博多港や沖縄の港には毎年多くの観光船が寄港して、神戸港の寄港数は、九州や沖縄に比べると、数分の一になっていました。コロナによりインバウンドが激変して、中国などからのクルージング船が少なくなっています。

 

神戸港でも今年になって入港するクルージング船がゼロになっていました。それが秋になってからは国内の大型のクルージング客船が神戸港に寄港するようになりました。

 

これを機会に以前のように、欧米の豪華客船が神戸港に入港することを期待しています。

 

そのために、神戸は行政と経済界が一体となって豪華客船が入港できるようにハードの整備や、おもてなしなどのソフトの側面の充実に取り組んでいくことが必要だと思います。

 

もう一度神戸港に内外のクルージング船の拠点港として発展していくことが強く期待されます。コロナ後には、必ず、クルージングの需要が高まっていきます。

 

そのためにも、神戸港ではこれからのクルージングの時代に対応したハードソフト両面での対策に万全を期していくことが求められます。

 

神戸港を日本一のクルージング豪華船が寄港する拠点として整備しましょう。」

 

 

2020.10.20.(火曜日)午後12時20分

里山 歩樹 (藪野 正昭)