昨日、プロ野球の日本シリーズの決戦が福岡ドームで開催されました。
結果はソフトバンクの圧勝でした。今年の日本シリーズはセリーグが巨人、パリーグがソフトバンクと昨年と同じ戦いとなりました。
巨人も、ソフトバンクもそれぞれ今年はセ・パ2強の争いで、大変よい勝負になると予想されていました。ところがふたを開けてみると、ソフトバンクの圧勝でした。
我が巨人は完敗でした。ソフトバンクはスピード、パワー、技のすべてで巨人を上回っていました。こんなに実力に差があるとははだれも考えていませんでした。
ところが日本シリーズで対戦してみると、ソフトバンクの選手はすべての点で巨人の選手に上回っていました。まるで大リーグのチームと戦っているような巨人の力負けでした。
ソフトバンクの選手はすべて、いきいきとしてできる実力を100%発揮していたように思います。それに対し、巨人の選手はどこか緊張して、普段の力が出せないように見えました。
巨人は、昨年も、ソフトバンクに4連敗しました。今年は、昨年のお返しをすると考えて臨んだはずですが、その意気込みも空回りになりました。原監督もなすすべがなかったように見えます。
今年はコロナ渦の中で始まった異常なシーズンになりましたが、その中でもソフトバンクと巨人の選手はコロナに負けずよく頑張っていました。
両チームは、シーズンで優勝しても、日本シリーズで優勝して、日本一にならないと評価されない宿命にあります。いくらシーズンで苦労して優勝しても、日本シリーズで優勝しないと評価されません。
私は子供の頃から、巨人ファンなので、今回の結果はガッカリしました。しかし、私は巨人がコロナ渦でもシーズンでセリーグ優勝したことを高く評価したいと考えています。
巨人はこれからもやるべきことが多くあることが、今回の日本シリーズで明らかになりました。巨人の選手にはソフトバンクとの差の原因がどこにあるのか徹底的に分析して、来年からのチームづくりに生かしてほしいと思います。
野球はこれからも続きます。今年が最後ではありません、選手一人一人の実力をさらに高めることによって、来年こそはソフトバンクを倒して日本一になってくれることを心から願います。
巨人の選手の皆さん、今年1年間ありがとう!
1年間楽しませていただきました。
来年の春には一段とレベルアップした巨人の姿が見れることを楽しみにしています。
「巨人、ガンバレー!!」
2020.11.26.(木曜日)午後2時45分
里山 歩樹 (藪野 正昭)