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【神戸通信】ー「三宮の再開発について」

神戸の玄関口であるJR三ノ宮駅の駅ビルの再開発が、見直しになって、神戸では大きな問題になっている。

JR三ノ宮駅はすでに前にあったビルが壊されて、今はさら地になっている。

 

本来であれば今年からでも新しいビルの建設が始まる予定であったが、コロナ不況で、JR西日本の経営が苦しくなって、今年度巨額の赤字を出すことになり、大規模な工事などは中止になったようだ。

 

JR三ノ宮駅は大都市神戸の玄関口としての大事な拠点である。その玄関口である三ノ宮駅ビルの跡地がさら地になって長い期間ほっておかれると、神戸の都市イメージに大きなダメージを与えることが予想される。

 

そのため、神戸市や神戸経済界からは一日も早い建設を望む意見が高まっている。

 

JR西日本では、駅ビルでは福岡駅、広島駅に並んで三ノ宮駅の再開発を3大プロジェクトと位置づけて、これからも三ノ宮駅の計画は進めていく考えだが、玄関口である三ノ宮駅の再開発が遅れるのは、神戸の都心三宮全体の再開発にも大きな影響を与えるのではないかと心配されている。

 

JR西日本三ノ宮駅ビル計画が進まないのは、どのような駅ビルにすればよいか採算の見通しがたたないので、計画の見直しが行われているため遅れているようだ。

 

三ノ宮の駅前再開発はすでに、大阪や、福岡の再開発に比べると大変遅れているのが実情だ。これ以上遅れると神戸の街づくりにも大きな影響を与えると考えられる。今からすぐに建設にかかっても、完成は23年以降にずれこむことが予想されている。

 

神戸の都心三ノ宮の再開発がこれ以上遅れることは、神戸経済にとっては致命的なダメージを与えることが心配される。しかし、コロナでJR西日本の経営が大変なことになっているので延期はやむをえない。

 

そこで、かねてから私が考えていたJR三ノ宮駅ビル計画について、あらためて、述べてみたい。少しでも参考になれば幸いである。言いたいことは2点です。

 

一つは、新しい三ノ宮駅ビルのデザインです。神戸はファッション都市であり、きれいな街並みが有名な街です。JR三ノ宮駅にはファッション都市神戸にふさわしい神戸らしいおしゃれなビルをぜひ建設してもらいたい。

 

どこでもある高層ビルのよう箱型のビルは神戸には合いません。そこで思い出すのは元町の入り口にある大丸神戸店の建物です。

 

大丸神戸店は日本一美しい百貨店と言われて、多くのお客様を集めています。大丸神戸店は25年前の大震災後に建て替えられた建物ですが、神戸の街並みにマッチして、日本一美しい百貨店と言われています。

 

ぜひ神戸の玄関口でも、三ノ宮駅ビルには大丸神戸店のようなおしゃれな駅ビルを建設してもらいたいと考えています。日本一美しい、いや世界一美しい駅ビルをぜひ建設してもらいたいと期待しています。

 

駅ビルについての第二の希望は、駅ビルの屋上には、屋上公園をつくって、その公園から、神戸港と海が見えるようにしてもらいたいことです。

 

昔、JR三ノ宮のブラットホームからは海が見えました。全国の駅でただ一つ海が見える駅として、市民から慕われていました。それが駅ビルが建設されて海が見えなくなって、市民が非常に残念がったことがあります。

 

新しい三ノ宮駅ビルから以前のように、駅ビルの屋上から神戸港と海が見えるようにしてほしいです。

 

そして三ノ宮駅ビル自体が、海の見えるビルとして、神戸観光のスポットになることを期待します。

 

私は新しい駅ビルがおしゃれな建物として、観光客がそのビルを背景に記念写真を撮りたくなるような観光スポットになることを期待します。

 

JR三ノ宮駅にはおしゃれな建物が一日も早く完成することを期待します。

 

 

2020.12.19.(土曜日)午後12時15分

里山 歩樹(藪野 正昭)