今日の神戸新聞を読むと、うれしい記事が出ていました。
都心三宮に水路を再生しようという動きがあるとのこと。新神戸駅から三宮へ下るフラワーロードに水路をつくって、都心の中に清流が流れるせせらぎをつくる計画が検討されているとのことです。
このプランについては、実は私もかなり前から考えていたことでした。数年前から都心三宮の街づくりが検討されていたときから、私は三宮のフラワーロードにせせらぎを再生することを提案したことがあります。
私のこのブログでも、何年か前に三宮の都心にせせらぎを再生しようと提案したことがあります。そのときは友人がおもしろい提案ですが実現は難しいと言っていました。
ところが、今日の新聞では、神戸市が水路の再生を街づくりの一環として検討しているとのことです。私はぜひ、実現してほしいと思います。
三宮の都心での街づくりには今は超高層ビルの計画が進められていますが、無機質なコンクリートの箱ものづくりばかりで街づくりにビジョンやロマンが感じられないのが気になっていました。
私は、三宮の都心の街づくりにうるおいをもたらすために、昔あった生田川をフラワーロードに再生することを提案しました。
今ある生田川は、昔は、フラワーロードにありました。洪水がたびたび発生したため、生田川の東側に移してフラワーロードを建設した経緯があります。
生田川には六甲山系からきよらかな水が豊富にふきだしています。その水を再び三宮の街中に呼びこんでせせらぎを再生すれば、三宮の都心は見違えるようになるでしょう。
都心の中にせせらぎが流れる街は、全国にはありません。今あるフラワーロードに沿って水路をつくって、せせらぎを再生し、そのそばに木々を植えれば、都心はきれいな水が流れるうるおいのある街になるでしょう。
このような街づくりは、ゆたかな自然の六甲山がすぐ近くにある神戸しかできません。都心にせせらぎが流れると、ヒートアイランドと言われる街をすずしい風が吹く過ごしやすい街になるでしょう。
せせらぎが再生され、そのそばに緑ゆたかな木々が植えられれば、いろいろな小鳥もやってくるでしょう。せせらぎには、いろいろな魚もすむと考えます。
ぜひ、三宮に水路を再生しましょう。そしそのせせらぎに沿って木々と花を植えれば、神戸の都心三宮は見違えるようになって多くの人々が訪れてくるでしょう。
せせらぎが都心に再生されて三宮の都心に水路ができれば、都心の街づくりの柱ができて、いろいろな新しい街づくりのプランが生まれてくると思います。
都心の街と自然との共生をどうするかがこれからの街づくりの基本方向です。
「三宮の都心に六甲山からの水路を建設しましょう!」
2020.12.30.(火曜日)午後2時50分
里山 歩樹 (藪野 正昭)